2024年 4月 24日 (水)

新庄、紀香参院出馬 ネットでの評判

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   安倍晋三官房長官自民党の新総裁に選出され、早くも2007年の参議院選挙が話題になっている。「安倍政権でも苦戦は必至だ」とされるなか、「頼りにするのはタレント」と、出馬候補に日本ハム新庄剛志選手や藤原紀香さんらの名前が出始めた。しかし、ネットでは「出馬しないで!」といった否定的な声が多くを占めている。

   今シーズン限りでプロ野球選手からの引退を発表した新庄選手。タレント性、人気共にバツグン。国会議員候補として政党が触手を伸ばしたい気持ちもわかる。朝日新聞は06年9月16日の紙面で新庄選手に対して「自民党が来年夏の参院選比例区への立候補を打診していることが分かった」と報じ、小泉首相の「出ればおもしろいね。様々な分野から国会議員になるってことは良いことじゃないですか」とのコメントを掲載した。

「俳優になったほうがいい」

新庄選手と藤原さんとでは、ネット上での反応がかなり異なる
新庄選手と藤原さんとでは、ネット上での反応がかなり異なる

   ヤフーの掲示板や2ちゃんねる、ブログなどには、新庄選手出馬について、こんなカキコミが踊っている。

「新庄をパンダにするな」
「シンジョイはなあ!スターなんだよ、す・た・あ! 席取りレースなんかに参加してるような下世話な人間じゃねーんだよい!」
「総理大臣なら許す」
「議員よりも、あのルックスで、俳優になったほうがいいんじゃないかと思うのですが」

   スポーツニッポンは新庄選手の政界入りについて06年09月17日付の紙面で、「楽天の野村勝也監督が、『日本はもうおしまいだよ。政治家がプロ野球選手になるようなもんだ』と語った」という記事を掲載している。

   藤原紀香さんはここ数年、アフガン地雷除去活動やカンボジア子ども教育基金、日韓親善大使などボランティア、平和貢献活動などを積極的に行い、芸能界から政治に活動の場を移すのではないかと囁かれていた。週刊新潮の06年9月28日号は、「本人や事務所が乗り気なのが藤原で、事務所の社長が自民党に売り込んでいるといわれています」との自民党関係者のコメントを載せている。
   新庄選手に比べ藤原さんは、社会貢献活動の実績がファンに認められているため、わりと突っ込んだコメントが目立った。

「多くの人から愛されている藤原紀香さんなら、政治の世界に進出し、大きなことをやりとげることも可能でしょう。しかし、安倍政権下の自民党では、藤原さんが今までされてきた活動とは相反するのではないでしょうか。自民党から出馬することだけは絶対にやめていただきたく・・・」
「昨年の衆院選、『女刺客』『くのいち』と呼ばれた女性候補たちがいました。あの選挙を通じてダーティーイメージをべったりと貼り付けられてしまいました。ホリエモン氏のたどった運命を見てください。彼はいまや刑事被告人です。用済みになったら、あっさりと『使い捨て』にされてしまう。麗しの藤原紀香さんにはそんな目に遭って欲しくない」

紀香事務所は「いっさいございません」

「出馬してほしくない」こうしたカキコミの背景には、人気者だからというだけで政治経験のないタレントを出馬させようとする、無責任な国政選挙活動への不信感が根強くあることが見て取れる。」
「とりあえず、人気者だからといって国会議員に 仕立て上げようというのはいい加減辞めようぜ。みんなに飽き飽きされてルのワカランのかな?」
「その道のプロで地道に頑張っている方が立候補するチャンスがなくなるので、芸能人枠というのを決めたらどうでしょう」
「政治家の先生方ほんとに日本の未来をちゃんと考えてますか?自分たちの事ばかり考えているから、いつまでたっても前頭葉が発達 しないんですよwww 人気取りゲームばかりしてんじゃないよこのグウタラどもが!!!」

   07年の参議院議員出馬について、藤原さんの所属事務所サムデイは「(出馬は)いっさいございません」とJ-CASTニュースに答えた。新庄選手の芸能マネジメント会社のアワーソングスクリエイティブではJ-CASTニュースの取材に対し、

「シーズン中ですので、出馬するかどうかについて考える余地がありません」と答えた。出馬を完全否定しているわけではなかった。
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