郵政公社 ライブドアに10億円賠償請求

日本郵政公社は2007年2月13日、郵便貯金と簡易生命保険の資金運用で保有していたライブドア株が、有価証券報告書の虚偽記載などによって下落し、損失を被ったとして、ライブドアを相手取り、約10億4,000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に起こしたと発表した。訴訟の原告は、公社が資金運用を委託している日本トラスティ・サービス信託銀行とバークレイズ・グローバル・インベスターズ信託銀行。郵政公社によると、ライブドアに対する強制捜査があった2006年1月16日の段階で、公社は2行を通じてライブドア株291万6,432株を保有しており、約9億4,600万円の損失が生じたという。