2019年 5月 22日 (水)

慶應塾長を教授が批判 「連続クーデター」発生か

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   「名門」慶應義塾大学をめぐる騒動が、週刊誌の誌面をにぎわせている。ある現職教授が、安西祐一郎塾長を中心とする「現政権」を公然と批判する論文を発表、これに対して大学側は、謝罪文の提出を求める内容証明をこの教授に送りつけたというのだ。一体、何が起こっているのか。

「施設建設優先主義」や「拡張路線」に反発

「連続クーデター」発生?
「連続クーデター」発生?

   騒動を報じているのは、「週刊現代」の2007年2月10日号と、「週刊朝日」の5月25日号。両方とも、経済学部の杉浦章介(のりゆき)教授が「安西政権」を公然と批判していることに対して、波紋が広がっていることを報じている。

   教授は慶應の経済学部を卒業、大学院を経て83年には「古巣」慶應経済学部の助手に就任、助教授を経て93年には教授に昇格している。95年から99年にかけては一貫教育校であるニューヨーク学院(高等部)の院長をつとめ、現在は大学院の「社会学研究科委員長」という肩書きを持つ。学部であれば「学部長」にあたる要職だ。

   杉浦氏は、政権の何に対して矛先を向けているのか。「現代」が報じた論文の内容によると、批判のポイントは3つあるのだという。1つが、「施設建設優先主義」。さらにその中で、施設の発注はコンペで行われることになっているが、コンペ参加料として3億円の寄付を求めている、とされている(慶應側はこれを否定)。2つめが、「拡張主義」。大学院4研究科と1学部などの新設が予定されており、これが制御不能になるのではないか、という懸念だ。なお、なお、安西氏が01年の塾長選挙で、現職の鳥居泰彦氏をダブルスコアで破ったのは、鳥居氏の「拡張路線」に反発する学部長たちによる事実上の「クーデター」だった、という経緯もあるだけに、その安西氏が気づいたら「拡張路線」に走っていることに対する批判も根強いという。そして3つめが、塾長の下に権力が集中する「権力集中化主義」なのだという。

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