2024年 4月 25日 (木)

民放キー5局軒並み減益 テレビCM「買い叩かれた」?

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テレビ広告市場は今後も引き続き厳しい

「テレビ以外にインターネットという選択肢がある、と、テレビ局側と料金交渉しているわけです。そうなると、テレビ局は渋々値下げを了承してしまう、という状況です」

   つまり現状は、テレビCMがインターネット広告に食われている、という形だが、先行きの見通しも明るくない。

   TBSは07年11月14日に08年3月期の業績予想の下方修正を発表した。それによると、07年度下期の広告収入は、タイム収入が4.2%減、スポット収入が4.0%減の見通しなのだという。TBS広報IRセンターはJ-CASTニュースの取材に対し、この下方修正は、

「テレビ広告市場において引き続き厳しい状況が見込まれるため」

と説明した。
   関根社長はTBSについて、

「亀田騒動にしてもそうですが、視聴者からのすごいバッシングがありましたよね。あれを見て企業側がTBSではないテレビ局にスポットCMを移しているんです。亀田選手を応援して視聴率を稼ごうという営業方針が、大裏目に出てしまった、ということでしょう」

   TBSの場合、いくらか特殊要因があるようだが、ほかのテレビ局も五十歩百歩らしい。

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