2020年 10月 27日 (火)

「トルコ建国の父」像山中に放置 ネットで柏崎から串本町へ移設運動

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銅像も含め「トルコ文化村」一括売却した

   そもそもなぜ、トルコから寄贈された像まで柏崎市は民間会社に売却したのか。柏崎市役所観光交流課はJ-CASTニュースの取材に対し、

「先方から土地や建物、構築物を含め結婚式場に活用したい、という申し出があったため、銅像も含め一括売却した」

と経緯を説明、銅像の扱いに非難が出ていることについては、

「既に市の持ち物ではなくなっていますので、何かをするということはできなくなっています」

としている。また、J-CASTニュースがウェステックエナジーに取材を申し込むと、「現在は訴訟中のため、何も答えることは出来ない」という返答だった。

   その訴訟は、同社が市から買い取った土地の中に民有地があり、民有地の地権者が同社に対し「賃料を払っていない」などの理由で提訴。同社は、「市から賃借権設定の情報開示がなかった」と市を提訴。市も「受けて立つ」と表明、訴訟合戦の様相になっているからだ。

   ネットでは、一刻も早く銅像を元の形に戻そうという声が強まっていて、今回の騒動のまとめサイトも登場。トルコとの縁が深い和歌山県串本町に移設するための「募金」の呼び掛けも始まっている。

   明治23年に大島樫野崎の沖合でトルコ軍艦「エルトゥールル号」が嵐で遭難した際、串本町の住民が不眠不休で生存者の救助、介護をした。遭難で殉職者は587人も出たが、生存者69人は日本の軍艦でトルコに送り届けた。日本全国から多くの義金、物資が寄せられたこともトルコ本国に伝わり、日本への親近感を高めるきっかけになった。現在でも親日家が多いのはこのせいだといわれている。串本町では現在もトルコ共和国との共催で5年ごとに慰霊の大祭を催しているため、銅像の移設に適した土地だという判断だ。

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