2020年 1月 29日 (水)

「世代間格差」解消には 「厳しいことを言う人」リーダーに選べ
インタビュー「若者を棄てない政治」第12回/MPI理事・松岡洋平さん

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   選挙というのは、政治のリーダーを国民が選ぶシステムだ。カリスマ型、調整型、世襲型・・・。今回の衆院選にさまざまなタイプのリーダー候補が出馬している。だが、そもそも「リーダーにふさわしい人」とはいったいどんな人物なのか。大学生の就職支援セミナーを開きながら、次世代のリーダー育成のための活動をしているNPO法人「MPI」の理事・松岡洋平さん(28歳)に「リーダーの資質」について聞いた。

リーダーは「自己認識ができているかどうか」が重要

「クラブで主将を務めるなど『後ろに逃げ場がない状況』で責任を負った経験のある人は、仕事の現場でも強い」という松岡洋平さん
「クラブで主将を務めるなど『後ろに逃げ場がない状況』で責任を負った経験のある人は、仕事の現場でも強い」という松岡洋平さん

――MPIでは毎年、大学生向けの就職支援セミナーを開催しているんですね。

松岡 MPIはちょうど10年前に京都大学の学生が中心になって設立されたんですが、その2年ほど後から、就職支援セミナー「W-NAVI(ワナビー)」を開催しています。「ワナビー」という名前には、職業選択のナビゲーション(Work Navigation)という意味と、学生の自己実現(I Wanna be)の力となりたいという思いを込めました。

――日本の場合、新卒採用というのは、その企業の幹部候補生を確保しておくという側面がありますが、「リーダーとしての資質」はどういう点で評価されるのでしょうか?

松岡 リーダーの資質としては、自分のことをよく知っているかどうか、というのが第一条件だと思います。自分が周囲からどのように見られているのか、ピンチの状況に置かれたときにどうなってしまうのかを、しっかり認識できているかどうか。その点では、前の福田首相もその前の安倍首相も自覚が足りなかったといえますね。

――「自己分析」が重要ということでしょうか?

松岡 そうですね。私たちの就職セミナーでも、就職活動を始めるにあたって、学生に「自己分析」をさせて、「人生の棚卸し」を必ずさせるようにしています。これまでにどういう経験をしてきたのか、そこでどんな役割を果たしてきたのかを聞いていくわけです。

   面白いことに、最初の段階では、ほとんどの学生は自己認識が間違っています。自分が得意だと思っていたことは、他人から見るとそうでもなかったりする。逆に「パン屋でバイトしていました」という経験を、自分ではたいしたことがないと思っていても、よく聞いてみると、実際には取引先と懇意になってこちらから商品を提案したり、交渉して単価を上げたりと、いろんなことをしている場合もある。
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