2024年 5月 4日 (土)

「週末海外旅行」どう楽しむか 羽田再拡張で「安・近・短」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

羽田は成田より8000円~1万円割高

   だが、旅行各社のツアーや各航空会社が出している割引チケットの価格を見ると、羽田発着の便の方が、成田発着よりも往復で8000円~1万円程度割高に設定されている。都心から各空港に向かう運賃を考慮したとしても(東京駅から成田空港は成田エクスプレスを使った場合往復5880円なのに対して、羽田空港まではモノレール経由で1240円)、トータルで見ても3000円~5000円程度、成田空港の方が割安だ。「格安志向」の旅行者のうち、どの程度の人が、あえて「カネで時間を買う」形で羽田を選択するかは未知数だ。

   さらに、10月31日から早朝・深夜便が就航するのは、シンガポール、バンコク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、バンコク、ホノルル、パリといった中距離路線に限られており、ニーズが高いソウル便などの近距離路線は、日中にしか飛んでいない。最も遅く出発するソウル便は20時5分発の大韓航空2710便だが、職場から直行してこの便に間に合うのは、やや難しそうだ。

   国際線の発着枠は13年度にさらに増える見通しだが、それまでは「帯に短し、たすきに長し」に近い状況が続く可能性もある。

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