2018年 9月 19日 (水)

トヨタ「アクア」快走、累計15万台突破  「地域・ボランティア活動」で若者狙う

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   トヨタ自動車が2011年12月に発売した低燃費、低価格が売りものの新型ハイブリッドカー、「AQUA(アクア)」が、累計15万台を突破し、快調に販売台数を伸ばしている。

   日本自動車販売協会連合会(自販連)が2012年8月6日に発表した7月の新車乗用車販売台数ランキングでも、トヨタのHV車「プリウス」に次ぐ第2位で、2万6274台を売った。

月間販売目標の2倍売れる

累計15万台を突破したアクア
累計15万台を突破したアクア

   トヨタは首位の「プリウス」が3万3398台で11年6月から14か月連続でトップに君臨する。プリウスは5月から、ワゴン型の「プリウスα」を新たに投入。これが1万1690台と35%を占めたのが、販売台数を押し上げた要因だ。

   第2位もトヨタの「アクア」が4か月連続でキープ。第3位にはホンダの「フィット」が2万4153台で続いた。

   トヨタのアクアは、1リットルあたり35.4キロメートル(JC08モード)の低燃費と、169万円からの低価格を兼ね備えたHV車として売り出した。販売目標を月1万2000台と同社としては高めに置いていたが、これを早々と突破、目標の約2倍も売れている。いま注文しても、納期までは約4か月待ちになるほどの人気だ。

   「アクアは、次の10年を見据えたコンパクトカー」とトヨタが言うだけあって、宣伝活動にも新たな手法を試みた。発売当初こそマスメディアを使ってPRしたが、中長期的な視点から「アクア」ブランドの育成にも力を注いだ。

   もともとアクアは、クルマ離れがいわれる若者層を念頭に置いたHV車で、そのために価格も下げた。

   トヨタ車の広告・宣伝を手がけるトヨタマーケティングジャパンは、「アクア」にちなみ、地域の水周りの環境保全などを支援することにした。最近の若者がさまざまな地域貢献活動やボランティア活動に積極的に参加していることに着目した企画だ。

   同社マーケティング局は、「アクアが発信するコンセプトのとおり、『次の10年を見据えた』取り組みを、地域と企業、参加者が一緒に行うことで若者の共感を呼びブランドイメージを形成できるのではないかと考えた」と説明する。

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