2024年 4月 26日 (金)

六本木クラブで起きた異様な殺人事件 暴走族OB「半グレ集団」犯行との見方も

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「暴力団なら刃物、拳銃。目立つやり方はしない」

   今回の事件の犯人像についても、「暴力団」(新潮新書)などの著書があるノンフィクション作家でジャーナリストの溝口敦さんは、

「金属バットや鉄棒といった武器からすると、考えやすいのが『半グレ集団』」

と、やはり「半グレ集団」との見方だ。いきなりVIPルームを襲うという用意周到にみえる犯行についても、

「彼らにとっては(六本木は)庭先なので、リサーチしなくても、それぐらいはできる」

と、それほどの驚きはない様子だ。暴力団や過激派、外国人の関与については、

「被害者の年齢(31歳)からすると、新左翼過激派だとは考えにくいし、暴力団ならせいぜい刃物、拳銃を使う。暴力団は、目立つやり方はしない。中国人の可能性もなきにしもあらずだが、もっと違うやり方なのでは」

と否定的だ。

   犯行グループと被害者との関係は現時点では明らかではないが、

「カネや仕事(シノギ)の関係で何かトラブルがあったのではないか」

とみている。

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