2024年 5月 5日 (日)

米大手新聞の衰退が始まった(下)
新聞やTVはネットに流れたビデオを後追いするだけだった

初めての方ご注目!プロミスなら最短1時間融資でお急ぎでも大丈夫!

「フュージティブ(逃亡者)」と呼び始める

   間もなくすると、マスコミはスノーデンを「フュージティブ(逃亡者)」と呼び始め、その論調は「内部告発者」から国家機密をリークした「犯罪者」へとシフトした。一方、香港に潜伏していたスノーデンはロシアに脱出し、モスクワ空港の乗り継ぎエリアで一ヶ月以上も缶詰状態になる。8月初めにロシア政府から一時亡命が認められ空港から立ち去ったが、その後の消息は謎のままだ。

   スノーデンからすれば、スキャンダル報道を生業にするマスコミに媚びる理由はひとつもない。彼の人生は大きく変わってしまったが、警鐘を鳴らすという役割はすでに終わったと考えているに違いない。この立場からすれば、マスコミは煩わしいハエのような存在でしかないだろう。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中