2024年 4月 19日 (金)

川べりにイノシシ、塀の中に1年取り残される 神戸市などはなぜ救出しないのか

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本当はそのままにしておく方がいい?

   とはいえ、報道されて注目を集めたことから、兵庫県の神戸農林水産振興事務所の林業課では、取材に対し、神戸市などとも協議して対応することを明らかにした。

「イノシシをあの場所にそのままにしておくことは、今は念頭にはありません。保護して山に放す方向で検討しています」

   ネット上でも、確かに、「さっさと助けてやれよ!」「一匹だけじゃかわいそう」といった声はある。しかし、一方で、「餌付けしてる時点で、野生に戻れんだろ」「出した後にどうなるか分からんから難しいな」といった指摘が出た。また、「ウリボウの頃に抱えて救出すれば楽だったのに」と対応の遅さを批判する声もあった。

   人に慣れたイノシシでは、市街地に出てきて、人を追いかけたり、ゴミを漁ったりするなどの心配もあるようだ。

   一方、イノシシの立場に立って、保護などを疑問視する声もある。県などによると、ある動物愛護団体は、山に放しても、人里に戻ってきて、わななどにかかってしまう恐れがあるとして、そのままにすることを要望したという。

   県や市は、今後、イノシシをどうするのか難しい対応になりそうだ。

   神戸市は背後に六甲山が控えているため、市街地までイノシシやタヌキなどの野生動物が出没することで知られている。

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