2024年 4月 28日 (日)

間違いではないにしても「不適切」 「隠れ出題ミス」を大学は認めない

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教科書会社「事象間の時間的な前後関係等で誤解を招かないよう」引き続き検討

   入試の出題ミスや参考書の誤記・誤植を指摘している、塾講師でつくる「全国入試問題研究会」(福岡市)では、大学に対して出題ミスの可能性を指摘したが、大学は、

「(問題文の)記述は、高校教科書および辞書等で用いられている記述をふまえたものです。受験生はこれらの高校教科書および辞書等を使って学習しており、受験生の判断にも不都合な点は生じていないものと考えております」

として、やはり教科書の記述を根拠に出題ミスを認めていない。

   ただ、同研究会は、大学側が拠り所とする教科書の記述が不適切だとも指摘している。教科書会社は、

「著者の先生方と編集部で内容を検討した上で、適切な記述となるよう修正を致します」(清水書院)
「事象間の時間的な前後関係等で誤解を招かないよう、当該部分の記述のあり方については、引き続き検討をしていきたく存じます」(東京書籍)

などと回答しており、今後、教科書の内容が書き換わる可能性も出てきた。

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