2024年 4月 24日 (水)

「噛むか噛まないかは選手の自由だ」 為末大が「メダルかじり」論争に参戦

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   「明治天皇の玄孫」竹田恒泰氏のツイートがきっかけで巻き起こった「五輪メダリストのメダルかじり」論争が、まだまだおさまる気配を見せていない。2014年2月14日には、複合の個人ノーマルヒル銀メダリストの渡部暁斗選手(25)が会見で「(成田収平監督から)メダル噛んじゃだめと言われました」と明かし、また賛否両論の声が上がっていた。

   そんな「メダルかじり」論争に、元400mハードル選手の為末大さん(35)が参戦した。為末さんは「選手が噛みたいなら、メダルを噛んでもいいじゃないか」という立場のようだ。

竹田氏「メダルの所有権があるから何でもやっていいわけではないでしょう」

為末大さん(13年10月撮影)
為末大さん(13年10月撮影)

   14年2月15日、為末さんは渡部選手が「メダルを噛むのを禁止された」というニュースを引用し、こんなツイートを投稿した。

「噛むふりをするのはメダルを顔に近づけてメダリストとメダルを同時に撮れる効率がいい方法として国際的に行われています」

   これに対し、あるツイッターユーザーから「メダルの柄も見えないし、顔の横に持ってくるだけで十分では?噛むのは、やはり下品です」との意見が寄せられると、「気にならない人もいて、選手のメダルですし選手の思う通りにすればいいだけで、外から強制する事ではないと僕は思います」と返答した。

   これに対し、「メダル噛み反対派」からリプライが殺到。「ダメです。犬じゃあるまいし『噛む』なんて教養のある人のする行為じゃない」「マスコミに言われたからと言って軽々しく噛む行為はメダルの価値・品格を蔑む行為に他ならないと思います」などと投稿された。

   さらに竹田氏も、「メダルの所有権があるから何でもやっていいわけではないでしょう。世界の舞台に立つ日本人に立派に振る舞って欲しいと思うのは自然なこと」と為末さんに意見した。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中