2024年 4月 29日 (月)

京浜東北脱線事故で下請け会社が反論 「『重機オペレーターがミス』は誤解だ」

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JR東日本「引き続き調査している」

   工事の重機入線ルールでは、線路閉鎖責任者、工事管理者、重機安全指揮者、重機オペレーターの順で連絡が行くことになっていた。ただ、線路閉鎖責任者と工事管理者を通じて、重機安全指揮者に何らかの連絡が行ったのかは明らかになっていない。

   恵比寿機工のホームページでは、その後反論文が取り下げられてしまったが、取材に対し、アクセス殺到でサーバーに負担がかかるなどしたためで、主張を取り下げたわけではないと説明している。

   ネット上では、ホームページ全面を使った反論について、「思い切ったコメントを出してきたなぁ」「勝負に出た感がすごい」といった感想が漏れた。また、「典型的な下請けが割りをくうパターンか」といった根拠のない憶測も流れている。

   JR東日本の広報部では、重機安全指揮者の警備会社から指示があったかなどについて、「引き続き調査しているとしか、今は言えません」と取材に答えた。そして、「オペレーターの方からは、『間違って線路に工事車両を載せてしまった』としか聞き取りができていません。国交省の運輸安全委員会が原因の調査に入っていますので、これ以上はお答えできないです」と言うに留まった。

   工事管理者の鉄建建設では、取材に対し、「現在調査中でお答えできかねます」(総務人事部)とした。グループ会社で線路閉鎖責任者のテッケン興産では、「対応は鉄建建設に一本化しており、分かりかねます」(総務部)とのことだった。

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