2024年 5月 3日 (金)

ゴーン日産、14年度は正念場 業績予想3度目の下方修正は許されぬ

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今後は「投資が結果を生み出す段階に入ってくる」?

   日産はこれまでの3年間、工場新設などの積極投資を重ねてきた。今後は「投資が結果を生み出す段階に入ってくる」とみており、ゴーンCEOも目標達成に自信をみせる。

   2015年3月期は、売上高2.9%増の10兆7900億円、営業利益7.4%増の5350億円、純利益4.1%増の4050億円を見込み、世界販売台数は8.9%増の565万台を想定する。国内は消費増税の影響で11%減の64万台となるが、中国は17.6%増の143万台、北米は6.8%増の176万台、欧州は15.4%増の78万台、その他は18.4%増の104万台を計画している。新型車の投入ラッシュに加え、仏ルノーとの提携拡大によるコスト削減効果を見込む。

   ゴーンCEOにとって「3度目の下方修正」は許されない。想定したシナリオ通りに成長できるのか、今年度が正念場になりそうだ。

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