2024年 4月 26日 (金)

サンリオ総会で10歳女の子が堂々意見 「優待はタオルでなくぬいぐるみを!」に社長前向き

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優待狙いの「小さなお子さんがいる女性や主婦などの株主は少なくない」

   女の子に「タオルばかり」と指摘されたサンリオの株主優待だが、株主らの評判は悪くない。ある個人投資家は、株主優待狙いの「小さなお子さんがいる女性や主婦などの株主は少なくないですよ」と話す。

   同社の株主優待は、サンリオピューロランドとハーモニーランドの共通優待券が年間6枚もらえるほか、かわいいハローキティをあしらった自社商品がもらえる。

   商品は、2011年3月末の株主(100株以上の保有)にはスポーツタオル、12年3月末はハンドタオルセット、13年9月末は「くるくるブランケット」だったが、13年3月はネームホルダー、14年3月末はBIGレジャーバッグと、実際には必ずしも「タオルばかり」ではないようだ。

   2014年はサンリオを代名詞ともいうべき「ハローキティ」が生まれて40周年を迎えた、記念すべき年。サンリオは現在、全国でイベントやキャンペーンを開催しているが、女の子にもなにか「特別な思い」があったのかもしれない。

   とはいえ、ネットには株主優待を「ぬいぐるみ」にすることに、肯定的な声ばかりではない。

「プレミア狙いってのもあまり、お金のにおいがして好きではありません。レアものであるほど価値があるらしい…」
「日本株は配当金がほとんどない代わりに、そういった優待品がいいのが定番。そういうの、もうやめようよ」

といった具合だ。

   サンリオ株は2014年5月22日に、業績をけん引してきたラインセンス事業から物販ビジネスへの戦略転換などで嫌気がみられ、株価が急落。年初来安値の2410円をつけた。1月の年初来高値(4675円)からほぼ半減するなど、

「ぬいぐるみ云々言ってる場合じゃないんじゃあ…」

との声もある。

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