2024年 5月 17日 (金)

ジャージ姿で選手と契約交渉 中日・落合GM「オレ流」に賛否両論

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中日の広報「何ともお答えできません」

   独自のオレ流を貫いているのは、服装ばかりではない。落合博満GMは、選手との交渉を欠席するケースがあることも、物議を醸している。

   1回目の交渉で契約を保留にした大島洋平外野手(29)について、落合氏は12月5日に行われた2回目の交渉は欠席した。報道によると、西山和夫球団代表は、その理由について、金額の決定権があるのは球団代表だからと説明した。大島選手は、3回目の交渉では落合氏の同席を求めたが、落合氏は、2回目以降は欠席を決め込んでいるという。

   東スポの前出記事によると、落合氏は、ドミニカ共和国のウインターリーグに参加して交渉が遅れた又吉克樹投手(24)に対しては、来週にも行われる1回目の交渉でさえ欠席するという。その理由について、西山球団代表は、自分が責任者であり、又吉選手にはすでに査定表を渡したと説明したというが、中日OBからは、落合氏はマスコミにあれこれ聞かれたくないからではないかと疑念の声が出ている。

   落合氏は、GM就任1年目の13年は、8億円ものコストカットをし、今シーズンも年棒の提示額を変えない方針だと報じられている。大島選手のケースでは、球団タイ記録となる186安打を放つなど活躍しただけに、ネット上では、交渉に応じるべきだとの声が多い。

   もっとも、落合氏は現役時代、日本の選手として初めて年棒調停に持ち込んだだけに、大島選手もその覚悟でいるべきだと言いたいのかもしれない。

   中日ドラゴンズの広報担当者は、落合氏がジャージ姿で交渉に臨んだことについて、「スーツやネクタイの方がいいに決まっていますが、ジャージだったことについては、何ともお答えできません」と取材に答えた。交渉を欠席したことについては、「出ていないときもあると思いますが、それについて、お答えする必要はないと考えています」としている。

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