2024年 5月 5日 (日)

日韓記念切手デザイン巡りネット論議 「サクラの上にムクゲを描くとは」の見方も

日本郵便「コメントを控えさせていただく」

   「なんで桜が下に描かれているのだ。看過できない」「こんな切手で出すと客先に怒られそう」などとデザインに不満を持つ向きが一部である。しかし、「別に気にならんな」「どうでもいいw」といった冷ややかな声は多かった。

   さらに、最近は竹島問題などで日韓関係が悪化していることから、「そもそも、こんな記念切手を出す必要が無いだろ」「友好国ですらないんだからほっとけ」との書き込みも相次いだ。どんな図案にしても、韓国は難癖を付けてくるはずだからムダだ、といった指摘も出ていた。

   日本郵便の広報室長は、取材に対し、「ネット上で様々な意見が出ていることは存じ上げています」としたうえで、「私どもとしては、コメントを控えさせていただきます」と答えた。記念切手デザインの意図についても、コメントを控えるとした。今のところ、2種で計700万枚を発売する予定は変わっていないという。

   記念切手については、日韓国交正常化20周年でムクゲだけのデザインを、30周年で李朝の函文帯地(はこもんおびじ)のデザインを出している。このときはともに、韓国も別のデザインの記念切手を日本と同時発行している。

   今回について聞くと、「韓国が記念切手を出すという話は聞いていません」という。その理由については、韓国のことなので分からないということだった。

1 2
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中