2024年 4月 23日 (火)

「萌えキャラ」は、やはり性犯罪を助長するという説 香山リカ氏の東京新聞コラムが大物議

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三重県志摩市の「碧志摩メグ」を念頭に置いた?

   その後、各種まとめサイトや日刊サイゾー、探偵ファイルといったネットメディアもコラムを取り上げ、「爆弾発言」と報じている。批判の主な理由は、萌えキャラと性犯罪を結びつける確たる根拠がコラムの中で示されていないことらしい。2015年10月7日18時現在までに、香山さんはこうしたネットユーザーの声に反応していない。

   また本文中に明記されていないものの、コラムは三重県志摩市をPRするキャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」を意識したものではないか、との指摘も上がっている。

   「碧志摩メグ」は海女をモチーフにした市公認キャラで、14年10月に公表された。しかし公表後、裾がはだけてイヤらしい、女性蔑視、海女への侮辱といった理由から地元の海女団体などが公認撤回を求める署名活動を展開。抗議を受けて同市は15年9月30日、地元の海女らに公認撤回かデザインを変更して使い続けるかのアンケートを実施している。

   ちなみに、萌えキャラは性犯罪を助長する、という主張はほかでも語られている。幼い子どもが被害者となる性犯罪が起こるたび、マスコミは萌えキャラの登場するアニメや漫画との「因果関係」を報じる。そうした様子はネットで、恐怖や恐怖症を意味する接尾語「phobia(フォビア)」と「萌え」をつなげた造語「萌えフォビア」として語られている。

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