2024年 5月 4日 (土)

白鵬の奇襲「猫だまし」はユーモア? 批判相次ぐ中で、朝青龍、舞の海らが「理解」示す

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ヤフー意識調査では賛否拮抗

   ただ、元力士からは理解を示すような意見も出ている。

   大相撲解説者の元小結・舞の海秀平氏は、日刊スポーツによる取材の中で「1つの話題作りとして、白鵬流のユーモアが若干あるんじゃないでしょうか。白鵬にすれば、ファンサービスかもしれない」とコメントしている。舞の海氏自身、過去に何度か猫だましを使ったことで知られる。

   元幕内・龍皇昇氏も白鵬のツイートに対し、「普通に勝つより面白がってた人もう追いはず(編注:多いはず)」と励ましととれるメッセージを送っている。

   第68代横綱の朝青龍明徳氏は17日、ツイッターで「猫ふんちゃた?笑(編注:猫ふんじゃった?笑)」と猫だましに絡めたジョークを言うと、日本人力士に「だらしないな!恥ずかしいよ君たち!」などと檄を飛ばし始めた。

   中には白鵬に負けた栃煌山にあてたとみられる、

「かきやま?相変わらずアホやな!!何にが大関ホープ?帰れお前!帰って子供と猫だまし遊べ」

との手厳しいツイートもあった。「かきやま」は、栃煌山の旧しこ名「影山」を指したものだろう。白鵬を直接擁護はしていないものの、猫だましに屈した栃煌山への落胆がうかがい知れる。

   白鵬の猫だましをめぐっては、インターネット上でも賛否が分かれている。ヤフーが実施している意識調査では18日18時現在、「問題がある」が52.9%で、「問題はない」の47.1%を上回っている。

   なお、相撲ファンとして知られるエッセイストの能町みね子さんは17日、ツイートを連投する中で、

「おふざけ白鵬に鉄槌を!ってのは周りが言うんじゃなくて力士が力で示さないといけんのじゃ。反則をやってるわけではないし、示してほしいと祈るしかないのじゃ」

との見方を示した。

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