2019年 12月 12日 (木)

沖縄アカサンゴが激減、海底が「白い砂漠」 中国漁船による密漁被害は「小笠原と同様酷かった」

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   中国漁船による密漁で沖縄近海のアカサンゴが激減したりするなど、大きな被害が出ていることが水産庁の調査で明らかになった。最近は密漁も少なくなったというが、今も深刻な影響が出ているようなのだ。

「1年前までは、中国漁船が頻繁に日本の領海内に入っていましたね。大きな船が夜に無灯火で操業しているので、もしもぶつかったらと、とても怖かったですよ」
  • 沖縄の海が「白い砂漠」に(画像は、水産庁がホームページ上で公開した調査動画のスクリーンショット)
    沖縄の海が「白い砂漠」に(画像は、水産庁がホームページ上で公開した調査動画のスクリーンショット)

131群体あったのが5群体にまで激減

   沖縄・宮古島にある池間漁協の組合長は、取材にこう話す。

   「宝石サンゴ」と呼ばれるアカサンゴを求め、中国漁船は2011年ごろから沖縄周辺に出没するようになった。背景には、価格の高騰があるとされる。水産庁によると、13年10月~14年1月がピークになり、最大で246隻もの中国漁船団が確認された。

   これを受けて、水産庁が15年8、9月、沖縄近海のサンゴの生息状況を調査した。その結果が11月24日に発表され、アカサンゴなどに大きな被害が出ていることが浮き彫りになった。

   水産庁では10、11年度に同様な調査をしているが、そのときにアカサンゴなど131群体が見つかったところでは、今回は5群体しかなく激減していた。沖縄では使わない中国漁船の青い漁網も、海底で86枚もが見つかった。

   今回調査した26地点では、計147枚もの漁網が見つかっている。密漁の結果、サンゴが折れてしまったり、漁網がサンゴに絡まったりしているケースもあった。

   中国漁船の密漁といえば、小笠原諸島(東京都)の近海で14年に騒ぎが起こったことが記憶に新しい。NHKの調査で海底が「白い砂漠」のようになっていることが分かったが、今回の沖縄は、それに比べてどうなのか。

   水産庁の漁場資源課では、取材に対し、3月に小笠原で行った調査結果を元に、次のように明かす。

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