2024年 5月 4日 (土)

仕事中は意外に体を動かしている 「細切れ運動」でメタボと決別だ

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   健康診断の結果が戻ってくるたびに「運動不足」と指摘されて「ハァーッ」とため息。すっかり丸々とした腹をさすりながら「体、動かさなきゃ」とつぶやくものの、なかなか実行に移せない働き盛り世代。

   悲観するのはまだ早い。オフィスワークが主体の会社員でも、日々の過ごし方と工夫次第で意外とカロリーは消費できるのだ。

  • 仕事中に上手にウォーキングを取り入れたい
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ランニング1時間分のカロリーを消費

   調査会社「クロス・マーケティング」(東京都新宿区)が2015年8月3日に発表した「ビジネスパーソンの運動に対する意識・実態調査」によると、首都圏1都3県在住の1200人のうち、ビジネスシーンで運動を取り入れようと意識している割合は23.2%とおよそ4人に1人だった。

   通勤時(行き帰り)に意識して取り組んでいることは「駅のホームでは、エスカレーター・エレベーターではなく、階段を使う」が46.4%で最も多く、「通勤時には早歩きで歩くことを心掛けている」が34.7%で続く。勤務中に意識して取り組んでいることでは、「ちょっとした段差であれば、エスカレーター・エレベーターではなく、階段を使う」が53.8%でトップ、2位は「早歩きで歩くことを心掛けている」が33.9%だった。

   調査では、ビジネスシーンにおける平均消費カロリー量を568.8キロカロリーと算出。その内訳は、徒歩移動が20.3分、電車移動(立ち)が19.5分、階段移動5.7分、メールチェック・作成40.8分、パソコンでの資料作成113分、会議・打ち合わせ(社内外)50.1分、電話21.6分、昼食36.2分となっている。このカロリー数値は、体重65キロの人が1時間ランニングした量に相当する

   調査結果から、「ビジネスシーンを活発にすることによって健康の維持・増進が可能」と分析された。例えば、徒歩移動の時間を増やすために通勤の往復時に最寄り駅の1つ先まで歩く、電車に乗ったら常に立つ、エスカレーターやエレベーターは一切使わない、といった工夫は今日からでも実践できるだろう。

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