2024年 4月 18日 (木)

ウオーキングはダラダラやっても効果薄い うつ病、認知症、がん予防できる歩き方伝授

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こうすれば日常生活の中で歩数を稼げる

   「奇跡の研究」のウオーキング法は実際どれだけ体に好影響を与えるのか。この番組で糖尿病が発覚した西尾と、一般から40歳の主婦・パート、後藤敦子さんが1週間実践した。

   実践前、西尾の5日間の平均歩数は、1日当たり3459歩。中強度の歩きは5分で、体重は91.9キロだった。このままだと、うつ病をはじめ全ての病気になる可能性があるという。

   歩数を稼ぐため、家から駅まで徒歩15分の距離を自転車で移動していたのを歩きに変えた。常に早歩きするのではなく、無理のない程度で時々意識して早歩きするだけでも、中強度の歩きを増やせる。

   自転車は健康にいいイメージがあるが、青栁副部長によると、平らな道を自転車で移動するくらいではそれほど息が上がらず、あまり効果はないそうだ。

   駅に着いたら、エスカレーターではなく階段を使う。階段の上り下りは、それだけで中強度の歩きになるという。

   仕事場で食事した後は外を散歩する。糖尿病患者は食後1時間以内に血糖値が急激に上がるので、それを防ぐため少しでも歩くと効果的だ。外出できない時は、その場で足踏みをするだけでもよい。足を高く上げると中強度の歩きとなる。

   1週間続けた結果、1日の平均歩数は1万525歩、中強度の歩きは21分に増えた。体重は90.3キロと、1.6キロの減量に成功した。

   一方の後藤さんは、実践前の5日間の平均歩数は、1日当たり3052歩、中強度の歩きは2分だった。

   2歳の娘を抱え、育児で忙しくなかなか歩けないという後藤さん。午前中の洗濯では洗濯物を干す場所を2か所に、掃除では片手に掃除機の本体を持った。ある程度重いものを持って動くと、体に負荷がかかり、中強度の運動になる。

後藤さん「全然違います。重みが加わると汗が出てきます。でもすごく大変っていうわけでもないので、毎日できそう」

   徒歩5分のスーパーまで自転車で買い物に行っていたのを、積極的な早歩きに変えた。帰りは両手に買い物袋を持ち、普通の速さで歩いて帰る。荷物を持っているので、これだけで中強度の歩きになるのだ。

   1週間後、1日の平均歩数は6678歩、中強度の歩きは9分に改善された上、「疲れがたまりにくく動きやすくなった」「寝付きと目覚めがよくなった」「便秘症が改善された」といううれしい効果もあったという。

西尾「続けていくうちに持久力が上がったり、しんどくなくなってくる」
青栁副部長「これが2か月続けば、間違いなく血糖値が下がると思います」
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