2024年 4月 26日 (金)

「こんなクズ、産むんじゃなかった」 読売「人生案内」母親と「痛快回答」に話題沸騰

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「率直にあやまってください」

   「即刻あなたの心と態度を改めるべきです」――。息子への不満をつづった今回の相談者を、こうバッサリと切り捨てたのは、回答者をつとめた恵泉女学園大学の大日向雅美学長だ。発達心理学者として子育てや家族の問題について研究を続けているほか、NHK・Eテレの情報番組『すくすく子育て』のコメンテーターとしても知られる。

   大日向さんはまず、相談者の息子への姿勢について「尋常ではありません」と指摘。続けて、「あなたはすでに息子さんを精神的に抹消しているのと同然です」「息子さんへの接し方について率直にあやまってください」などと厳しく批判した。

   さらには、「優等生のお姉さんが輝いていて、自分をめぐって祖父母の小言が飛び交い、母親からは存在を全否定されている」と息子をめぐる家庭の問題を列挙。「唯一の逃げ場がスマホのゲームになっているのでは」と分析し、「よく息子さんは耐えていると思います」とも続けた。

   こうした人生相談の内容は、あるツイッターユーザーが紹介したことをきっかけに、3万回以上リツイートされるなど、大きな注目を集めることになった。ネット上に寄せられた投稿を見ると、

「最近の親って普通に自分の子供にこんな事言うのか?正気の沙汰じゃない」
「息子がかわいそうだ。想像したら胸が詰まる」

などと相談者に批判的な意見が相次いでいるほか、大日向さんの回答について「100点満点の回答」「これくらい痛快な回答は久々」と称賛する声も数多く出ている。

   ただその一方で、「親も人間よ。限界もある」「女手ひとつで育てている苦労を考えるとなあ」などと母親に同情的な意見もゼロではなかった。

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