2018年 10月 21日 (日)

蓮舫氏「衆院比例名簿1位」はアリか 「鞍替え」めぐり「お家騒動」も

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   衆院鞍替えの意向を明言している民進党の蓮舫代表をめぐり、党内の駆け引きが活発化しそうだ。蓮舫氏は2016年7月の参院選で東京選挙区から出馬し、112万票を得てトップ当選したばかりだ。

   知名度が高いだけに、小選挙区からの当選も不可能ではなさそうだ。だが、すでに擁立を進めている候補者との調整が難航する可能性もある。比例東京ブロックの名簿順位単独1位にするとの見通しも報じられたが、民進党は補選で「2敗」したばかり。「党の顔」としての求心力が低下する中で、事実上当選が保障された比例1位は党内の反発を呼びそうだ。

  • 蓮舫氏が出馬するのは「小選挙区」か「比例」か
    蓮舫氏が出馬するのは「小選挙区」か「比例」か

代表は小選挙区から出ないと...

   蓮舫氏は代表選でも参院から衆院に鞍替えする意向を繰り返し表明しており、野田佳彦幹事長が10月22日、蓮舫氏の次期衆院選出馬について「間違いない」と明言。焦点は「どこから出るか」に移った。同日中に時事通信や読売新聞は「比例代表東京ブロックの名簿順位単独1位とする案」が検討される見通しを報じている。蓮舫氏は、選挙で応援演説に引っ張りだこで、集票力を当て込んでいるようだ。

   ただし、民進党は10月23日投開票された衆院東京10区と福岡6区の補選の両方で「惨敗」。党執行部の求心力が低下するのは確実なだけに、「代表は小選挙区で当選しないと、他の候補に示しがつかない」といった声も出そうだ。

   だが、小選挙区からの出馬にも課題がある。すでに民進党「次期衆院選公認内定候補」として117人の名前をウェブサイトに掲載しており、かなりの小選挙区が「埋まっている」からだ。民進党にとって最もシンボリックと言えるのが東京1区だが、14年12月の衆院選で落選した海江田万里・元民主党代表の公認が内定している。蓮舫氏が海江田氏を「押しのける」形での小選挙区からの出馬は現実的でないとみられ、他の選挙区についてもどの程度調整できるかは未知数だ。

野田幹事長「比例だとか選挙区だとかということを『決め打ち』してはいない」

   今回、野田幹事長は10月24日の定例会見で、

「『この選挙区』だとか、比例だとか選挙区だとかということを『決め打ち』してはいないし、それをどなたかと協議して相談をするという事実ははい」

と述べ、調整は進んでいないとの立場だ。

   蓮舫氏の「おひざ元」とも言える東京10区での敗北で、蓮舫氏が「新たな党の顔」として疑問を持たれているとの指摘には、

「負けたことは負けたが、負け方の問題をどう考えるか。元々厳しい選挙区の中で、私は鈴木候補は本当によく頑張ったと思うし、次につながる選挙をやったと思う。その次につながる、頑張った候補者を、次は当選させるようにすることが、蓮舫執行部の役割なので、その責任を果たしていきたい」

などと反論した。

   永田町では17年1月にも解散するとの見方が広まっており、補選の与党候補勝利で「解散風」は強まるばかり。だとすれば、残された時間は、あまり長くない。

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