2024年 4月 26日 (金)

森友学園巡る「上西vs維新」バトル激化  「維新が食い物」「炎上商法」

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上西氏セッティングの会見は延期に

   一方、維新の会の松井代表は22日午後の定例会見で、上西氏による指摘を一蹴した。記者から上西氏の投稿について問われると、

「お前、上西の話は聞くな。話にならんから。政治家の話ではないじゃないか。コメントはしません。彼女の炎上商法に付き合う気はないので」

と呆れた様子で返答した。

   その上で、上西氏が維新の党から塚本幼稚園を調査するよう要請を受けたと主張していた件についても、「一切ありません」と全否定。その上で、記者団に対しては「そういったワイドショー的なものは、辻元清美さんにでも聞いてください」と冗談を飛ばしていた。

   ただ、その後も上西氏は維新側や松井府知事への追及を緩めていない。23日には、

「森友学園問題は元々学校関係者及びその周辺からのボトムアップです。そこに私学を食い物にしようと企んでいた維新が絡んでいった」

とのツイートを寄せているほか、翌24日には自由党の小沢一郎代表に森友学園で話し合いの場を持ったことを報告。さらに27日には、松井氏の定例会見の応答について「記者にお前と言うのはともかく、松井さんには答える義務があります。政治家なんですから」と皮肉っていた。

   なお、上西氏は自らが設定して、28日に大阪府庁で森友学園の広報担当者が出席する記者会見を開くことを告知していたが、前日の27日午後になって突然ツイッターで会見の延期を発表した。

   その理由について上西氏はツイッターで、森友学園の籠池理事長から「(会見に出席する予定の広報担当者の見解が)森友学園の見解と必ずしも一致するものではない」(カッコ内は編集部注)との連絡を受けたためだと説明。その上で、

「学園と森友氏の意見を改めてヒアリングをした上で今後のスケジュールを調整致したいと思っております」

としている。

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