2024年 4月 27日 (土)

安倍夫人メールの読みどころ 籠池氏妻に送った34通

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メールは昭恵氏が34通、諄子氏が49通送信

   西川議員が公開したのは、16年6月4日から17年3月16日にかけて行われたやり取り。昭恵氏が34通、諄子氏が49通送信した。そのうち、安倍首相が言及しているとみられるメールのやり取りは、17年2月25日に行われた。

   諄子氏の

「幼稚園に国会議員が来て自民党を守るため昭恵さんの写真を外してほしいといわれました 要は私達わからないものが政治に首を突っ込むといけないんだと勉強いたしました」

という内容のメールに対して、昭恵夫人が

「私もよくわかりませんが、色々気を付けなくてはいけないことがあります。私が関わったということは、裏で何かがあるのではと疑われないように、細心の注意を払わなくてはならないということだったのでしょう。まず非公開だっただった(原文ママ)ことが疑われることになりました。そしてあまりにも熱い思いで突き進まれたために、色々なところに歪みもあったのではないかと考えます」
「ご夫妻が今、大変なことは想像がつきますが、主人にとっても大変なことに巻き込まれたということもご理解頂きたいと思います。しかし、園長の熱い思いは本物であると思いたいと思っています。全ては必然です」

などと返信していた。

   籠池氏が主張している安倍晋三首相からの寄付100万円や講演料10万円に関する記載もあった。2月28日には、次のようなやり取りがあった。

「私は講演の謝礼を頂いた記憶がなく、いただいていたのなら教えて頂けますでしょうか。申し訳ありません」(昭恵夫人)
「あまりにひどい なぜその情報はどなたからですか 全国の方々から励ましのメールがどっさり届き励まされます 絶対おかしい!」(諄子氏)
「報道をされたようなので、確認です」(昭恵夫人)
「えーひどい ひどすぎます 応援メールをみていただきたいぐらいです」(諄子氏)

   3月16日には、昭恵氏が

「100万円の記憶がないのですが」

と送信したが、公表された記録を見る限りでは、諄子氏からの返信はない。なお、3月17日の衆院外務委員会では、昭恵氏は「幸運を祈ります」という内容のメールを送っていたとされたが、今回公表されたやり取りでは、「祈ります」だったことも明らかになった。

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