2018年 12月 12日 (水)

ジカ熱、小頭症など先天異常10人に1人 米国で妊婦追跡調査

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   米疾病対策センター(CDC)は、2016年にジカ熱感染が確認された妊婦250人の追跡調査を行い、その結果を17年4月4日にウェブサイトで報告した。

    それによると、このうち、ほぼ10人に1人の割合となる24人の胎児や新生児にジカ熱が関連する先天異常がみられた。

16年、全米で約1000人の妊婦が感染可能性

   CDCによると、米国内で16年には44州で1000近くの妊婦がジカ熱に感染した可能性がある。追跡調査をしたのは感染が確認された250人。感染可能性があるケースを含めいずれも、ジカ熱の流行地域へ渡航して感染したとみられている。

   妊娠中のジカ熱感染は、胎児に脳の異常や小頭症など引き起す可能性がある。

   感染が確認された妊婦を対象にした調査では、妊娠3か月以内で感染した場合に異常率が15%となり最も高かった。また、出生児にジカ熱に感染している可能性がある新生児3人に1人の割合で、感染がみられなかった。

    国立感染症研究所のウェブサイトによると、ジカウイルスは1947年に東アフリカのウガンダの「ジカ森林」のアカゲザルから初めて分離され、ヒトからは1968年にナイジェリアで行われた研究の中で分離された。ジカ熱は、2007年にはミクロネシア連邦のヤップ島での流行、13年にフランス領ポリネシアで約1万人の感染が報告さたのち、14年にはチリのイースター島、15年にはブラジルやコロンビアなど南米大陸で流行が発生した。

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