2024年 4月 20日 (土)

稀勢の里は出場し続けるのか 3日目で相次ぐ「休場」の観測

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   手負いの横綱・稀勢の里の体調を不安視する声がやまない。3連覇がかかる2017年夏場所が始まると、2日目の後には早くも元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏から治療を勧める声が出た。

   3日目に勝って白星先行としたが、その内容は本調子とは遠いと見る向きが多い。過去1日しか休場したことがない稀勢の里だが、このまま今場所も出続けるのか。

  •  稀勢の里(日本相撲協会公式サイトから)
    稀勢の里(日本相撲協会公式サイトから)
  •  稀勢の里(日本相撲協会公式サイトから)

元朝青龍「だからやるな!!」

   先場所で負傷した左腕がどれだけ使えるかが大きな焦点となっている夏場所の稀勢の里。2017年5月16日の3日目、前頭筆頭・千代の国相手に何とか白星を取ったが、体の動きは疑問が残った。

   千代の国は稀勢の里の左差しを警戒し、右脇を締めながら押し上げた。正面から組み合い、右まわしを取って稀勢の里を一時は土俵際まで追い詰めた。右足1本でこらえた稀勢の里に、千代の国は差し直そうと右まわしを離した。そこで稀勢の里が前に出て形成が逆転し、引いた千代の国を押し出した。中盤まで、稀勢の里の左は千代の国の動きに追いついていなかった。また、押し出す時も稀勢の里の足の運びは覚束なく、千代の国の引きに前のめりに倒れるというところだった。

   2日目の前頭2枚目・隠岐の海に寄り切りで今場所初白星を手にした一番でも、稀勢の里は左を差しに行ったが、一度つかんだまわしは簡単に離された。16日付サンケイスポーツ紙面では、藤島親方(元大関・武双山)が「左四つになったが、上手は取れず隠岐の海の引くような動きに乗じて寄り切った」と厳しい見方。続けて「隠岐の海はそれほど動きが激しくないし、いっぺんに出る力士ではない。その相手に、慎重にというより言い方は悪いが、左があまり使えないままごまかして何となくしのいで勝った感じだ」と本調子とは程遠い見解だった。

   実際、けがの具合は思わしくないと見る向きが多い。両国国技館で2日目の取組みを生観覧していた美容外科医の高須克弥氏が「痛そう 稀勢の里。がんばれー」と、テーピングで固めた稀勢の里の左肩をアップにした写真をつけてツイートすると、ダグワドルジ氏は「だからやるな!!完璧にしたから土俵に上がれ!!」(原文ママ)とリプライ(返信)。完治を勧めた。

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