小池知事流「自民への離縁状」 決起大会でブチかました「皮肉」

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   東京都議会議員選挙に向け、地域政党「都民ファーストの会」の総決起大会が2017年6月1日、都内で開かれた。

   代表の小池百合子都知事はあいさつで、既存の都議会政治からの脱却を鮮明にし、自民党都連との対決姿勢を示した。

  • 都民ファーストの会の都議選公認候補者らと檀上に立った、代表の小池百合子都知事
    都民ファーストの会の都議選公認候補者らと檀上に立った、代表の小池百合子都知事
  • 48人の公認候補者が多くの来場者の前に立った
    48人の公認候補者が多くの来場者の前に立った

「一度『がけから飛び降りた』私ではございますが...」

   小池氏は1日、大会前に自民党に離党届を提出し、都民ファーストの会代表に就任。先だって同日に開かれた知事定例会見では「ここは、しっかりと都民ファーストの先頭に立っていきたい」と述べていた。

   大会あいさつで小池知事は、東京大改革を進めるためには、16年夏の都知事選で使ったフレーズを用いて「一度『がけから飛び降りた』私ではございますが、もう一度皆様方の前でその決意を示すため、はっきりと離党届を出させていただきました。そして都民ファーストの会の代表に就任させていただきました」と話した。

   7月2日投開票の都議選に向け、都民ファーストの会はこの日の時点で48人の公認候補を立てており、そのうち女性は3割以上を占める17人。選挙協力を進める公明党などとともに「勝ち抜きたい」と述べた。都政のポイントに「人に着目する」点をあげ、具体的に待機児童問題の解消、教育の質向上などの例をあげた。

「これまでの都議会はチェックが十分されなかった」

   一方、定例会見で「都知事が代表に就任することで、都議会のチェックが薄くなるのではないか」と質問が出た件にも、大会あいさつで言及。「みなさんどうでしょうか。これまでの都議会はチェックが十分されなかったからこそ、これだけさまざまな課題が先送りされ、豊洲の問題、五輪・パラリンピックの経費の負担、これはひとまず決着を見ているとはいえ、今日は現職の(都議の)皆さんもいらっしゃいますけど、 忸怩たる思いでいろいろと取り組んでこられた都議会ではなかったでしょうか」と、既存政治から脱却する姿勢を鮮明にした。

「むしろ都政において、これまでの都知事のいろんな方々を煽るかのようにしていました。それがこれまでの都議会ではなかったかと思います。都知事は新しく変わりました。改革に燃えております。だからこそ、都議会にも改革に燃えた同志が新しくもっと増えてほしい。そういう思いで私は一杯でございます」

   その上で「さもなければ、車の両輪といわれている知事と議会、そのスピード感と改革の方向が一致しなければ、また東京都政は後ずさり、思考停止してしまう。私が常に申し上げてきたことは、都民が決めるんだ、都民が進めるんだということです」と決意を強くしている。

   その後、報道陣の囲み取材に応じた小池氏は、進退伺いに対して結論を出さなかった自民党に「決められない知事」と言われてきたことについて見解を問われると、「印象操作だと思います」。17年の都議選は「(自民党)都連と都民ファーストの会の、有権者の皆さまにお任せする戦いでございます」との姿勢を述べた。

   小池氏は都知事選の時から都議会について「ブラックボックス」と呼んで非難し、都知事に就任してからは情報公開に重点を置いてきた。この日、「都議選は『ブラックボックスの自民党』と『透明化の都民ファースト』の構図か」と報道陣に問われると、「たまには良いこと言ってくれますね。ありがとうございます」と笑顔で答えていた。

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