2024年 4月 29日 (月)

ノロケ投稿サイト「俺の嫁が可愛い」反響 開設者も驚いた「ネットの優しさ」とは

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   夫の「死」を願う主婦の壮絶な書き込みが集まる投稿サイト『旦那デスノート』。これに対抗する形で、あるツイッターユーザーが2017年6月23日に開設した「アンサーサイト」が話題を集めている。

   それは、妻への愛情を込めた書き込みが集まる「ノロケ専門サイト」。サイト名は『俺の嫁が可愛い』で、開設からわずか5日で700件以上の書き込みが寄せられるなど反響を呼んでいる。J-CASTニュースは6月28日、サイトを制作したコンチさん(@maki_saki)に話を聞いた。

  • 話題のサイト「俺の嫁が可愛い」(画像はサイトのトップページ)
    話題のサイト「俺の嫁が可愛い」(画像はサイトのトップページ)
  • 凄絶な内容で物議を醸した「旦那デスノート」(画像はサイトより)
    凄絶な内容で物議を醸した「旦那デスノート」(画像はサイトより)
  • 話題のサイト「俺の嫁が可愛い」(画像はサイトのトップページ)
  • 凄絶な内容で物議を醸した「旦那デスノート」(画像はサイトより)

発端は「旦那デスノート」

   ノロケサイト『俺の嫁が可愛い』開設のきっかけとなったのが、17年6月中旬に突如インターネット上で注目を集めたサイト『旦那デスノート』の存在だ。これは30代主婦の悩み解消をうたうサイトで、トップページには大きく、

「今すぐ死んで欲しい。毎日思っている」

という文字が躍る。サイト上には、夫に不満を抱く女性ユーザーが寄せた「苦しんで死にますように」「今日こそはバイクで事故って死ね」といった強烈な書き込みが数多く寄せられている。

   この『旦那デスノート』は6月19日頃からネット上で注目され、複数のニュースサイトが紹介するなど大きな話題を集めることになった。一時は、サイトの内容に反発したユーザーによる「荒らしコメント」が殺到した影響で、サイトが閲覧できない状態になったほどだ。

   こうした強い負の感情が集まるサイトに対抗し、IT会社に勤める30代男性会社員のコンチさんが開設したのが『俺の嫁が可愛い』だ。そのコンセプトは、男性ユーザーが妻への「ノロケ」を書くことだけ。まさに、『旦那デスノート』の逆バージョンといえるサイトだ。

   実際に記者がサイトを覗いてみると、

「ふらふらしてたおれに今でも付き添って、支えてくれる、そんな嫁が大好きだ。一生かけて幸せにしてやる。これからもずっと一緒にいてくれ!」
「いつもかわいくて優しい嫁。迷惑いっぱいかけてるのに、一緒にいてくれてありがとう」
「怒ったときに『いー』って顔を良くするけど、それがまた可愛くてにやけるから喧嘩が続かない」

など、見ているこちらが恥ずかしくなるような書き込みがズラっと並んでいる。

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