お笑いコンビ「よゐこ」の有野晋哉さん（46）が2018年3月27日、自らの写真を無断で加工した「コラ画像」について、ツイッターで「訴える準備してみようかな」などと不快感を露わにした。問題となったのは、VR（仮想現実）ゴーグルを着けたよゐこの2人が、18禁のアダルトゲームをプレーしているように編集したコラージュ画像。これに有野さん本人が、「面白半分でやったんなら、面白もう半分で出るとこ出てみよう」と反応したのだ。「面白いから訴える準備してみようかな」有野さんは27日深夜のツイートで、問題のコラ画像を紹介するとともに、「何だコリャ？面白いなー、腹立たへんけど、面白いから訴える準備してみようかな。面白半分でやったんなら、面白もう半分で出るとこ出てみよう」と法的手段を示唆。画像の存在は知人から教えられたとして、制作者が誰かについては「今の所分からない」とも呟いていた。また、コラージュ行為は「（本人の）知らない所で自分と友達が楽しむ分には構わない」としつつも、それをネットで公開することについては、「僕の眼にも届きますよ。相手の感情も考えて上げないとな」と不快感をあらわにした。問題のコラ画像は、WEB番組「よゐこのマイクラでサバイバル生活」のワンシーンを加工したもの。2人の顔にはVRゴーグルが合成され、画像の上半分にはアダルトゲームのイラストが。まるで、2人が18禁ゲームをプレーしているような様子に編集されているのだ。こうした画像について、有野さんはツイッター上で、同じ所属事務所の三輪記子弁護士に「こんな写真加工って訴えれるのかな？何罪でどんな罰？」と質問。これに三輪弁護士は、「肖像権侵害（あるいはパブリシティ権侵害）で損害賠償請求できるかも」などと返信していた。翌朝には態度一変？「まぁ良いか」このように、コラ画像について言及した有野さんの一連の投稿について、ツイッターやネット掲示板では、「こういうことする奴はファンじゃないからじゃんじゃん訴えて良い」「普通に肖像権の侵害やぞ。怒って当たり前のこと」「まるで本人が実際にアダルトゲームをプレーしたかのような画像だしキレてもおかしくない」などの反応が出ている。ただ一方で、「本気で言ってるならとてつもなく器小さい」といった否定的な意見も一部みられた。その後、有野さんは28日朝に再びツイッターを更新。法的手段を示唆した昨夜の投稿が注目を集めたことで、問題のコラ画像が「削除」されていたと報告。「まぁ良いかって感じ」とも呟いており、どうやら今回の件で法的手段を取ることは止めたようだ。その上で、有野さんは「コラでガチギレと一部で盛り上がってますが、ガチでもギレでもないです」とも投稿。2003年から続く人気番組「ゲームセンターCX」では、有野さんの顔をゲーム画面とコラージュすることが定番になっていることから、「僕は15年放送見るまで何されるか知らない玄人のコラージュされてるのです。素人のコラージュなんか屁です」としていた。
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