2024年 5月 2日 (木)

松木迷言「Cロナウドは五万両役者」 江戸時代のレートに照らすと、意外と正確だった?

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計算してみた

   情感たっぷりのトークで知られる松木さん。特に日本代表戦では解説そっちのけで「おい!今のファールだろ!」「何なんすかコレ?!」などと熱狂サポーターさながらに感情を発露することが定番化しており、一部で不思議な人気を博している。「解説者」というより「サッカーに詳しい観客」と評されることもしばしばあり、「ふざけたロスタイム」「レッドカード3枚くらい必要」など、「迷言」として語り継がれているものも数多い。

   「五万両役者」発言も、ツイッターで「松木さん、全開になったっぽい」「松木は酔っぱらっているのか?」「松木相変わらずで笑う」などと注目。一方で、あながち間違ってないのでは、という声もある。「五万両」をロナウドの年俸と照らし合わせるユーザーが複数現れたのである。

「松木さん、千両役者のロナウドは千両じゃ足りないと。その通りです。千両は江戸初期で考えるとざっくり1億、ロナウドの年俸は約29億。つまり彼は2万9000両役者なんです」
「諸説あるけど1両=10万円としたら、5万両=50億円。実際はもっと高いようで」

   野村ホールディングスと日本経済新聞社が運営する経済教育サイト「man@bow(まなぼう)」によると、江戸時代の通貨「両」の価値の多寡については諸説あり、現代の「円」へと単純に置き換えることはできない。ただ、同サイトではひとまず「1両=13万円」として、当時のさまざまな物の値段を円換算している。

   試しにこの相場にならってみると、「五万両」は「5万×13万=65億円」に相当する。一方、ロナウド選手の年俸については、「フォーブス・ジャパン」の17年6月8日付記事、「世界で最も稼ぐスポーツ選手ランキング」が参考になる。それによると年俸5800万ドル、これを当時のドル円レートで換算すると、なんと約64億円。松木さんが勢いで発したであろう数字と、ほぼピッタリ合ってしまう。

   なお、同記事では年俸以外に「スポンサー収入」も記載しており、こちらは3500万ドル。合算した9300万ドルは約102億円(約七万八千五百両)に当たる。18年6月6日公開のランキング新版では、「総収入」という項目のみの数字となっており、その額は1億800万ドル、約119億円(約九万一千五百両)。いずれも大きくかけ離れる。

   ポルトガルはモロッコにそのまま1-0で勝利している。

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