2018年 11月 14日 (水)

残り1分の3点目、ベルギーカウンターは誰の責任? 山口蛍、「棒立ち」の原因とは

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「難しい判断であり、周りの選手も影響している」

   9秒間でベルギーは複数の選手が有機的に連動した。しかも日本が数的不利な状況にあって、ボールホルダーに一番近い山口の取るべきディフェンスについては議論が噴出した。

   サッカージャーナリストの河治良幸氏はツイッターで3日、「この試合内容で誰か選手を責めるつもりはない。ただ強いていうと山口蛍選手の最後の守備はせっかく(編注:デブライネの)縦を切ったのに、そこから下がりながら対応しようとして深い位置に進出され、(ムニエへの)パスから裏を取られてしまった。あのシーンこそハリルの3年間の教えを発揮して欲しかった」と指摘。ただ、「飛び込めとは言ってないです」とし、「難しい判断であり、周りの選手も影響しているシーンなので、異論や結局やられたのではという意見があるのは当然」と答えが出ない様子だった。

   サッカーライターの結城康平氏はツイッターで同日、「色々な意見があり、理解出来ない訳ではないが『そもそも、デ・ブライネが前を向いてトップスピードでボールを運んできており、自分の背後と左右をアタッカーが狙っている』状況にされてしまっている中、山口に完璧な判断を求めるのは酷な話なのではないか?」と、お手上げの思いを吐露した。

   一方、スペインで監督資格を持つ堀江哲弘氏は、ツイッターで同日「ボールホルダー(編注:デブライネ)に味方プレスがかからない状態ならばDFラインの選手(山口)は相手シュートレンジ(最低ペナ外10メートルの高さ)まで後退。そこでも味方プレスがないなら自分(山口)がプレスにいくのが原則」と一般則を書いた上で、

「実際はゾーン2(編注:ピッチをゴールラインと平行に3等分した中央エリア)からプレスにいって突破された。初歩的な戦術ミス」

と、山口のプレスのかけ方の落ち度を指摘した。

   ツイッター上では他にも

「ディレイを狙った山口蛍だけど、若干相手のボールタッチが大きくなったときに寄せていれば...ファウルで止めることはできたはず」
「ファールを貰ってでも止めに行けって...行ったとしてもパスされて終わりじゃないかな? 山口蛍を一方的に責めるのは違うと思う」

と無数に意見が流れた。

   なお、カウンター以前にCKの本田がショートコーナーを選んでキープに入り、延長戦に持ち込むべきだったのではないか、という意見もある。

   だが、西野朗監督は試合後の会見で「あの時間でFK・CKのチャンスがあり、決めたい気持ちはあった」と、勝ち越し点を取りに行くスタンスだったことを明かしている。

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