2018年 8月 17日 (金)

昌子源「鹿島残留」なら「もうチャンスない」? 「オファー蹴った」報道に懸念「齋藤学みたいに...」

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   ロシア・ワールドカップ(W杯)の活躍で国際的に注目を集めた鹿島アントラーズのDF昌子源(25)が、「今夏は海外移籍を見送った」と報じられ、インターネット上で賛否が広がった。

   いわゆる「5大リーグ」の1つ、フランス・リーグアンのクラブからオファーがあったといい、「W杯フィーバーでやっと来たオファー」を見送ることへの疑問は多い。また、かつてのFW齋藤学(28)の海外移籍話も引き合いに出され、懸念が指摘されている。

  • ロシアW杯で名を上げた昌子源(2018年6月撮影)
    ロシアW杯で名を上げた昌子源(2018年6月撮影)
  • ベルギー1部セルクル・ブルージュに移籍する植田直通。ロシアW杯代表に選ばれたが出場はなかった(2018年6月撮影)
    ベルギー1部セルクル・ブルージュに移籍する植田直通。ロシアW杯代表に選ばれたが出場はなかった(2018年6月撮影)

ロシアW杯スタメン唯一の国内組

   昌子をめぐっては2018年7月23日、スポーツ報知が「鹿島幹部」の談として「もう決着した。残ります」と今夏の移籍を見送ったと報道。リーグアンのトゥールーズやストラスブールなどから正式オファーがあり、Jリーグからの移籍では史上最高の移籍金約5億円という話もあったというが、鹿島に残留するとしている。

   一方で同日のサンケイスポーツは、鹿島側が放出を否定したと伝えつつ、昌子本人が「オファーはある。ゆっくり話し合いたい」と海外挑戦に意欲を見せるような発言をしたことも報じている。

   ロシアW杯ではセンターバック(CB)としてスタメンに抜擢。コロンビア戦でエースFWラダメル・ファルカオ(32、ASモナコ)、ベルギー戦では191センチの大型FWロメル・ルカク(25、マンチェスター・ユナイテッド)とマッチアップし、両選手からの失点は許さなかった。

   日本代表スタメン唯一の「国内組」ながら世界最高峰の選手相手に高次元のパフォーマンスを見せ、株が急上昇。日本のサポーターからも、22年カタールW杯を見据え、欧州挑戦でレベルアップを期待する声は高まっていた。その中での「鹿島残留」報道に、疑問の声は少なくない。

「昌子はやっぱり行っとけば良かったーって後悔するかもな」
「おいおい5大リーグ1部から複数オファーなんてチャンスもう多分ないぞ」
「W杯フィーバーでやっと来たオファーをお見送り」
「もうすぐ26ってラストチャンスに近いからなあ」

「エヒメッシのヴォルフスブルクの再来」

   リーグアンは、国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)が毎年発表する「世界のリーグランキング」で2018年は5位。名門パリ・サンジェルマンにはFWネイマール(26)、キリアン・エムバペ(19)、エディンソン・カバーニ(31)ら世界的ストライカーが所属し、守備の選手としては大きな経験の場となり得る。実際、同リーグのマルセイユで2季プレーしているDF酒井宏樹(28)も、急成長を遂げた1人だ。

   W杯で注目を集め5大リーグ(スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランス)へ、という流れでステップアップした有名選手といえば、現トルコリーグ・ガラタサライのDF長友佑都(31)だろう。今回同様、ベスト16に進出した10年南アフリカW杯での活躍が評価され、10年7月、23歳でFC東京からイタリア・セリエA(現在はB)チェゼーナに移籍。すると、11年1月には同国の名門インテルに移籍し、世界に引けを取らないサイドバックに成長した。

   仮に今回、昌子の海外移籍が叶わないとなれば、「エヒメッシのヴォルフスブルクの再来」との声もある。海外と国内の選択で、同い年のFW大迫勇也(28)と、「エヒメッシ」(かつて所属の愛媛FCとリオネル・メッシばりのドリブルから生まれた異名)こと齋藤学(28)は、結果的に命運が分かれている。

   14年初頭、大迫は鹿島からドイツ2部・1860ミュンヘンへの挑戦を決意。同6月にドイツ1部・ケルンに移籍すると出場機会を得続け、代表では不動のセンターFWに。ロシアW杯のコロンビア戦でヘディング弾を決め、「半端ない」フィーバーが起きたのは記憶に新しい。

   一方、愛媛や横浜F・マリノスで活躍し、「エヒメッシ」「カモメッシ(横浜FMのマスコットがカモメのため)」と呼ばれた現・川崎フロンターレの齋藤も、14年当時、ドイツ1部ヴォルフスブルクからのオファーが取り沙汰された。大迫が選外だった12年ロンドン五輪代表にも選出された齋藤だが、左足首の手術もあり、横浜で躍進することを選択。それでもA代表には定着できていない。

「植田と昌子が消えたら鹿島が死ぬ」

   ただ、昌子の今回の移籍が見送られたことへの理解や、欧州リーグの「礼賛」への反発もある。

「鹿島でも成長できると判断したんだろ」
「馬鹿の一つ覚えみたいに海外海外言うけど 言葉覚えられずに孤立して実力発揮できず干されるパターンや豆腐メンタルでホームシックでとんぼ返りパターンも普通にある」

   また鹿島では、同じCBでロシアW杯代表のDF植田直通(23)がベルギー1部セルクル・ブルージュに移籍すると、クラブが12日に発表。鹿島サポーターと思われるユーザーからは、ネット掲示板で「植田と昌子が消えたら鹿島が死ぬ」といった声が多数漏れる。

   鹿島は、元ドイツ1部シャルケのDF内田篤人(30)や、スペイン1部ヘタフェのMF柴崎岳(26)ら名選手を輩出してきた経緯もある。今回の移籍見送りは、植田と同時に抜けることへの懸念であり、「冬に移籍するんだろ で鹿島はJ2からそこそこのCB補強しておわり」と、楽観的ながら前向きな憶測も出ている。

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