2024年 4月 20日 (土)

「けもなれ」は「つら面白い」 見てて「つらいのに面白い」不思議

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   ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系)の第2話が2018年10月17日に放送された。同作はドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)を手がけた脚本家の野木亜紀子さんのオリジナル脚本のドラマで、ダブル主演をガッキーこと女優の新垣結衣さん(30)と俳優の松田龍平さん(35)が務めていることなどで放送開始前から大きな話題を集めているが、第1話と第2話を見終わった視聴者から特徴的な感想が上がり始めている。

   作中で新垣さんが演じるのは、仕事が出来るがゆえにポンコツ社員の失敗の尻ぬぐいまでさせられるも、周囲に気を使いすぎるために思いのままに生きることができずにいるキャリアウーマン・深海晶。第2回では労働条件の改善を訴えつつ有給休暇に入るも、同僚の無断欠勤により休日返上で事態に対処する晶の姿が描かれるなどしたが、それらに対し、ネット上では主人公への共感が広がるとともに、「見ているこちらがつらくなるのに、ついつい見てしまう」といった感想が続々と上がっているのだ。

  • 新垣結衣さん(2007年撮影)
    新垣結衣さん(2007年撮影)
  • 新垣結衣さん(2007年撮影)

「ガッキーにめっちゃ共感した」

   ドラマの放送日となる17日は、同作の放送中からツイッター上を中心に、「主人公の仕事での苦労ぶりがリアルすぎてつらいけど、ドラマはすごく面白い」「ガッキーが搾取されててつらいが、ついつい見てしまう」「ガッキーにめっちゃ共感した」などの感想が噴出。ほかにも、

「つらいけど最高に面白いよーこのドラマ」
「せつないなぁ...つらい...くるしい...でも、みちゃう。このドラマ、面白いぞ...」
「めちゃめちゃ面白いやんけ...つらいけど つら面白い」

といった、ドラマへの高評価と苦痛が入り混じったものが多いのが特徴的だ。本来なら娯楽であるドラマ視聴で「つらい」という感情を発生させてしまうのは本末転倒にも感じられるが、同ドラマを見た視聴者から多数の同様の感想が上がっているのは事実だ。

   視聴するという行為が「つらい」にもかかわらず、ついつい見てしまうというのはどういうことなのか。J-CASTニュースが18日、経営コンサルタントで心理学博士の鈴木丈織氏に話を聞いた。

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