2019年 12月 8日 (日)

Pay戦争、次のヤマ場は「秋」にやってくる? PayPay大型還元「第3弾」のタイミング

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   最大20%が還元される、PayPayの「100億円キャンペーン」第2弾が、2019年5月13日に終わった。当初は5月末までの予定だったため、2週間早まった。

   前回がわずか10日間で終了したのに対して、第2弾は2か月半。ここまで長持ちした理由は、やはり適用条件が限られていたことにあるだろう。今回、実質20%還元になったのは、現金などでチャージした残高か、Yahoo!JAPANカード(YJカード)のみ。他のクレジットカードでは最大10%になった。また、還元上限額も、前回よりも引き下げられた。とはいっても、ユーザーは「第3弾」を待ち望んでいる。

  • Pay戦争の行方は…
    Pay戦争の行方は…
  • PayPayキャンペーンの「第1弾」「第2弾」比較表
    PayPayキャンペーンの「第1弾」「第2弾」比較表

還元率は0.5%→3%に

   キャンペーン第2弾終了に向けて、PayPayは準備を進めてきた。残高やYJカードでの支払いでは、還元率をこれまでの0.5%から3%に引き上げ、19年6月からは20回に1度の確率で1000円相当(月3万円相当が上限)が当たる「お買い物ごとにPayPayチャンス」をスタートする。また6月からは、月ごとに店のジャンルを変えた20%還元キャンペーン「ワクワクペイペイ」も始める予定だ。

   最大のライバルと言えるLINE Payは、利用額に応じて3.5~5%(コード決済の場合、7月末まで)とPayPayより高いが、「チャンス」の恩恵も受けられるとなれば、キャンペーン終了後も十分戦える還元率と言えるだろう。

   PayPayは5月8日、ソフトバンクグループから460億円の出資を受け入れると発表した。増資によって、資本金(資本準備金含む)は920億円となる。これらを元手にすぐさまキャンペーンを打つのもありだが、10月に予定されている消費増税に向けて、しばらく体力を温存させておくのも選択肢のひとつだ。

   経済産業省は10月から20年6月までの9か月間、キャッシュレス決済の利用時に、消費者へ最大5%を還元する「キャッシュレス・消費者還元事業」を行う予定だ。各事業者は、国からの補助金を原資にポイントを発行するが、さらに自腹で「上乗せ」する可能性はある。

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