2019年 11月 19日 (火)

エボラ感染の疑いで埼玉の女性を検査 厚労省「国民の皆様へのメッセージ」の内容(追記あり)

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   アフリカ中部のコンゴから帰国した埼玉県の70代女性にエボラ出血熱感染の疑いがあり検査中だとして、政府がネット上で情報提供をしている。

   そこでは、「判明次第公表」「現時点では感染は確認されておらず、検査結果が陰性となることも十分にあり得ます」とし、いくつかの注意喚起も行っている。(2019年8月4日夕、追記:厚労省はその後、「陰性であるとの結果が得られた」と発表した)

  • 首相官邸もツイッターで注意喚起
    首相官邸もツイッターで注意喚起

女性から、インフルA型の陽性反応も

   厚労省が2019年8月4日午前に行った発表によると、女性は7月31日にコンゴから帰国し、検疫所で健康の監視を続けていたが、8月3日になって38.2度の発熱があり、夜には39.2度まで上がった。

   女性は、都内の医療機関に入院し、国立感染症研究所村山庁舎で採取した血液の検査をしている。本人は、エボラ患者との接触はなかったと言っているという。現時点では、感染は確認されておらず、検査結果が陰性となることも十分にあり得るとした。なお、インフルエンザの検査をした結果、女性にA型の陽性反応が出たとしている。

   コンゴは、東部でエボラが流行し、1800人以上が死亡したと報じられており、世界保健機関(WHO)が7月17日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」だと宣言していた。厚労省は、海外渡航者に発生地域に近づかないよう注意を呼びかけ、検疫対応を強化していた。

「患者が搭乗していた飛行機に同乗していた乗客の感染リスクは極めて低い」

   エボラウイルスに感染すると、2~21日の潜伏期間の後、発熱や頭痛、筋肉痛などの症状が見られ、次いで、嘔吐や下痢、吐血などに至る。現在、エボラ出血熱に対するワクチンや治療薬の開発が進んでいる。

   厚労省サイトの発表文によると、一般的に、症状のない患者からは感染せず、「患者が搭乗していた飛行機に同乗していた乗客の感染リスクは極めて低い」。また、空気感染もしないとしている。

   ニュースのコメント欄などでは、「過度にビビらずにいたい」と冷静に対応すべきとの声のほか、「政府は後手後手にならないよう対策を」などの要望も出ていた。

   首相官邸の災害・危機管理情報の公式ツイッターによると、安倍晋三首相は、患者の治療や二次感染の防止、検疫の実施などに万全を期し、国民に的確な情報提供をすることなどを指示した。政府は、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。(再追記:厚労省は4日午後、検査結果が「陰性」だったと発表した。)

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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