2020年 10月 23日 (金)

つみたてNISAに加えて「積み立て型NISA」? 一本化めぐる報道、二転三転

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   今月中(2019年12月)にも決まる20年度税制改正大綱へ向けて、NISA(少額投資非課税制度)をめぐる報道が相次いでいる。

   現状では「一般NISA」と、長期投資向けの「つみたてNISA」、20歳未満の「ジュニアNISA」があるが、その枠組みが少しずつ変わる気配を見せている。

  • NISAの動向が注目されている
    NISAの動向が注目されている
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一般NISAと「つみたてNISA」は目的が違う

   まずは、いま実施されているNISAをおさらいしよう。まず一般NISAは、年間120万円を上限に、株式・投資信託などの売却益や配当金などが、最長5年まで非課税(最大600万円)になる制度だ。2014年にスタートし、10年間限定で行われている。ジュニアNISA(16年開始)は、上限額が毎年80万円になる、18歳までは払い出しできないなどを除き、多くの部分が一般NISAに準じている。

   一方、18年から始まった、つみたてNISAは、若干内容が異なる。長期、積み立て、分散投資を目的としていることから、株式は対象でなく、条件を満たした投資信託とETF(上場株主投資信託)に限られている。長く保有する目的から、非課税期間は最長20年間、上限は毎年40万円(最大800万円)となっている。

   そんな両制度の行方に、いま注目が集まっている。19年11月26日、読売新聞が朝刊1面(東京14版)で「NISA一本化へ」と報じた。しかし、その夜には、共同通信などが「一本化見送り」と報道。そして28日になって、読売や朝日などの各社が、新たに一般NISAへ「積み立て型」を加える案を伝えた。いずれも政府・与党が「方針を固めた」との表現となっている。

   現行の一般NISAは、23年末までのため、24年以降については未定だ。各社報道を見る限り、24年からは一般NISAが「従来型」「積み立て型」の2種となり、並行して「つみたてNISA」が継続されるようだ。積み立て型の詳細は、今後詰めるとされているが、将来的な一本化に向けたものとみられる。

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