2021年 3月 7日 (日)

神奈川県医師会が、「不安をあおるメディア」に投げかける疑問 「医療現場の現実を、知ってもらいたいのです」

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「ウォークイン方式の検査を試し始めています」

   医療の場では、情報を日々アップデートしながら新たな対応の手を打っている。PCR検査については、神奈川県医師会では課題を検証し、検査体制の構築を進めているという。

「私たちも、できることならPCR検査をもっとやりたい。本当に検査が必要な患者さんはたくさんいます。私も保健所に電話して、なかなか受け付けてもらえなかったことがあります。しかし保健所も本当に人数が少ない。その中でフル稼働して働いてくれています。でも、出来ない現状は打ち破りたいと思っています。

ドライブスルー方式にしても、防護服など物資の問題、1日あたりの処理能力の問題や、精度を維持できるかという問題もあります。検査技師の人数だって必要です。こう考えると、ただ『ドライブスルー検査を導入します』と言っても、何百人という人数を毎日検査し続けることは難しいのです。どこかに壁があることを把握しながら、検査体制をつくらないといけません。各地で行われるようになってきたドライブスルー方式のPCR検査は、諸外国のように来た人を全員検査するわけではなく、正確で慎重な検査体制の中で行われています。そして、実際には事前の問診の上に必要な人が判定されて、検査が行われます。『検査を受けて安心したい』『陰性の証明書が欲しい』という病原体の非存在証明を求める要望にすべて叶えるようにはなっていません。

そして、ウォークイン方式の検査を試し始めています。検査の手技をする人は、PPE(個人用防護具)を装着しなくてもよいのです。シールドボックスを作り、壁を隔て、マスクをして、手袋をして採取の手技を行い、手袋は破棄交換します。これであれば、スピートが上がります。そして、検査を実施している衛生研究所だけでなく、民間の力も借りることで、実施数を増やすことができるようになります。

しかしながら、現状に甘んじている訳ではありません。課題を検証し、新しい検査体制を早急に進めています」
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