2020年 9月 20日 (日)

麻生氏「解散のタイミングを残念ながら外し...」 生徒に語った失敗談は、菅氏へのメッセージ?

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IMFへの10兆円融資「日本の新聞には例によって評価なんか出ない」けど

   生徒による質問の前半の「特に意識したこと」には、08年11月に開かれた金融危機対策のための緊急首脳会合(サミット)で表明した、国際通貨基金(IMF)への1000億ドル(約10兆円)の融資を挙げた。

「それで世界中の倒産しそうな銀行を助ける、というのをやらせてもらった。これはちょっと正直...最もやった仕事として、形として...日本の新聞には例によって評価なんか出ないが、国際社会、国際金融の世界の中では、『最もあれが助かった』という(声があった)」

   麻生氏が授業で総裁選について直接言及することはなかったが、安倍政権を振り返って、安倍晋三首相について「政治家としてはきわめて恵まれた政治家だったのではないか」などと述べた。

   麻生氏が念頭に置いているのが、朝日新聞が9月2、3日に行った世論調査だ。この調査では、第2次安倍政権の7年8か月の実績評価について71%が「評価する」と答えている。この結果や、退陣表明後に報道各社の世論調査で安倍内閣の支持率が上昇したことを理由に、安倍政権で2回にわたって行われた消費税率の引き上げに理解が得られたとの見方をにじませた。

「安倍晋三としては、きわめて満足に、今、退陣し...体のことで退陣せざるを得なくなって、やり残したことは数々あれ、不満だとは思いますけれども...不満というよりは残念だと思っておられるとは存じますけれども、少なくとも、結果として不人気な政策をあえて取って、しかも2回もやって、このような形で終われるということは、政治家としてはきわめて恵まれた政治家だったのではないか。『だった』というと死んだように言われるけど、総理大臣としては良かったのではねぇかなぁと、そばにいる者としては思っている」

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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