2024年 4月 26日 (金)

岸谷五朗の井伊直弼が「新鮮でした」 かつてない「気弱さ」の強調...「青天を衝け」の人物像に反響

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「正直、生まれて初めて井伊直弼に共感を覚えた」

   開国派として、日本に不利益をもたらす日米修好通商条約に調印し、強権をもって安政の大獄を断行した井伊。これまで多くの作品では、通称「井伊の赤鬼」とも呼ばれる彼の冷徹非道ぶりがフォーカスされてきた。

   しかし、本作では亡き14代将軍・家定からの「慶喜を処分せよ」との遺言や、気弱な性格ゆえ我を失ってしまう気の毒な人物として描かれ、あくまで「巻き込まれてしまった人」という描き方がされている。視聴者からは、「こういう解釈の井伊直弼は新鮮でした。おもしろい!人間味があって好きになりそう」「正直、生まれて初めて井伊直弼に共感を覚えた」などと反響があがっている。

   また、平和で多幸感溢れる栄一パートと、今後に暗雲がたちこめた慶喜パートという対比する演出や、テンポのいい展開、それぞれのキャラクターが立った登場人物...など作り手の「伝えたいこと」が詰まった内容に対し、

「歴史が苦手でこれまで大河を避けていた私にも分かりやすく、もっと幕府側をじっくり見たいと思ってしまうぐらい面白い」
「歴史に弱く名前が聞いた事あるレベルの私にも何とかついていけてる。 徳川慶喜も井伊直弼も渋沢栄一も 他に登場した人物も私の中では こんな人だったのねと思えてる」
「教科書では数行で書かれることが立体化していくの、見事だった」

などと、歴史が苦手な人にもわかりやすい演出にあっぱれの声が多くあがっている。

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