デートで「チェーン店」を使ったらダメなのか――。2021年5月22日に放送された「あざとくて何が悪いの？」（テレビ朝日系）でのやり取りが話題になっている。番組では「関ジャニ∞」の大倉忠義さん（36）が、レギュラー出演者の田中みな実さん（34）、テレビ朝日の弘中綾香アナウンサー（30）と「初デートの際にチェーン店はありかなしか」について議論を繰り広げた。チェーン店でも喜んでほしいタイトルの通り、毎回あざとさをテーマとする同番組だが、この日の放送では、出演者らが初デートの際にどのような飲食店に行くかについて議論。その中で、この日のゲストとして出演した大倉さんは、「赤ちょうちんのようなお店を許してくれる女性がいいんで、わざとそういうところに連れてっちゃうかもしれない」と発言。これに関しては田中さんから「あざとい！」と同意を得た大倉さんだったが、続けて、「だから、『チェーン店なんか嫌だ』とか言ってる人がちょっと苦手ですね」と語ると、田中さんが大倉さんに噛みついた。田中さんの主張は、最初こそチェーン店であっても問題ないが、毎回そのような店では女性側から不満が噴出するというもの。これに対して大倉さんは、チェーン店は毎回ではないと説明。高級店も交えつつ、たまにチェーン店に行った際であっても、喜び具合などの反応は「揃えてほしい」と女性陣へ要望したのだった。「どうでもいい女といい店行ったりするじゃん！」すると、同じくレギュラー出演者の弘中アナは、初回は良いとして、その後もチェーン店に行く機会がなくならない場合は、「『私ってこの程度の女ってことですか？』って思っちゃうんですよ」と、やはり店の格が違えばテンションは揃えられないと指摘。すると、田中さんが突如として、「どうでもいい女といい店行ったりするじゃん！」と、田中さんが考える「世の男性の良くない行動パターン」とでも言うべきものをヒステリックに指摘。これに対して弘中アナは死体を見つけたかのような形相で「イヤー！」と悲鳴を上げるなど、議論は紛糾したまま番組はエンディングを迎えたのだった。これら、「初デートの際にチェーン店はありかなしか」という議論がいつしか「毎回チェーン店だったら」もしくは、「初デート後もチェーン店に行く機会があったら」というテーマにぶれつつ答えが見つからないまま番組が終了したことに対し、「チェーン店美味しいから何年経っても全然行くけどなぁ」「チェーン店ばっかの男もそれをいう女もバカだな どっちも引くわ」といった、様々な意見がツイッター上に飛び出した。さらには、視聴者からは大倉さんのファンを中心に、「大倉に対してチェーン店の否定を絶対しちゃいけない。家族否定してるみたいなもん」といった、大倉さんの父親がチェーン居酒屋「鳥貴族」の社長であることを意識した、さらに論点が移動したツイートも続々と上がるなど、ネット上で大きな反響を呼んでいる。（J-CASTニュース編集部 坂下朋永）
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