2021年 12月 5日 (日)

「本当に残念」「猛省を求めたい」 はらぺこあおむし風刺漫画に版元激怒...掲載の毎日新聞「真摯に受け止める」

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   毎日新聞に掲載された、人気絵本「はらぺこあおむし」を参照した風刺画が波紋を呼んでいる。

   東京五輪の開催に"強行姿勢"を見せる国際オリンピック委員会(IOC)を風刺する意図で制作されたが、同書籍の出版元が「まったく不適当と言わざるを得ません」と憤慨している。

   毎日新聞社はJ-CASTニュースの取材に「今回のご指摘を真摯に受け止め、今後の紙面作りに生かしてまいります」と答えた。

  • 毎日新聞に掲載された風刺画
    毎日新聞に掲載された風刺画
  • “抗議文”全文
    “抗議文”全文
  • 毎日新聞に掲載された風刺画
  • “抗議文”全文

「強い違和感を感じざるを得ません」

   風刺画は、毎日新聞の2021年6月5日付朝刊に掲載された。イラストレーター・よこたしぎ(横田詞輝)氏が98年から連載している漫画「経世済民術(けいせいさいみんじゅつ)」の一つだった。

   タイトルは「エリック・カールさんを偲んで はらぺこIOC 食べまくる物語」。エリック・カール氏ははらぺこあおむしの作者で、今年5月に死去した。

   トーマス・バッハ会長らIOCの幹部を「あおむし」として描き、ジョン・コーツIOC副会長、​ディック・パウンド委員が「放映権」と書かれた「ゴリン(五輪)の実」をむさぼっている。その横では、菅義偉首相がゴリンの実がなる木に水を与え、せっせと育てている。「犠牲が必要?!」との吹き出しもあった。

   はらぺこあおむしの版元である偕成社(東京都新宿区)の今村正樹社長は7日、自社サイトで「多くの子どもたちに愛されている絵本『はらぺこあおむし』の出版元として強い違和感を感じざるを得ませんでした」と声明を発表した。

   絵本の魅力を「あおむしのどこまでも健康的な食欲と、それに共感する子どもたち自身の『食べたい、成長したい』という欲求にあると思っています」と説明したうえで、前述の風刺画について「金銭的な利権への欲望を風刺するにはまったく不適当と言わざるを得ません」と不快感をあらわにした。

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