2024年 4月 26日 (金)

井上尚弥は「PFP1位でもおかしくない」ドネア戦を識者大絶賛 「あの右クロスは井上にしか出来ない芸当」

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   プロボクシングの世界バンタム級3団体王座統一戦が2022年6月7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBA、IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋、29)がWBC世界バンタム級王者ノニト・ドネア(フィリピン、39)を2回TKOで下し王座統一に成功した。

  • ドネアの顔面に左を決める井上(写真:山口フィニート裕朗/アフロ)
    ドネアの顔面に左を決める井上(写真:山口フィニート裕朗/アフロ)
  • ドネアの顔面に左を決める井上(写真:山口フィニート裕朗/アフロ)

初回のダウンで試合の半分ほどが決まった

   井上は1回終了間際に右クロスでドネアからダウンを奪い、続く2回にドネアをロープに追い詰め左フックでキャンバスに沈めた。19年11月の初戦は2回にドネアの左フックで右目上をカットするなど苦戦を強いられ判定までもつれたが、2年7カ月ぶりのリマッチで衝撃的なTKO勝利を収め世界の「モンスター」を証明した。

   世界3団体の王座統一を果たした井上は今後、世界4団体王座統一を目指しWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(33)との対戦を熱望。年内開催に向けてバトラー陣営と交渉に入る見通しで、日本ボクシング界史上初の主要世界4団体の王座統一が現実味を帯びてきた。

   世界5階級制覇のレジェンドをわずか264秒で仕留め、改めて「モンスター」ぶりを世界にアピールした井上。世界4団体統一、そしてスーパーバンタム級への転級。J-CASTニュース編集部は、協栄ジムの金平桂一郎会長(56)にドネア戦を分析してもらい、今後の展望を占ってもらった。

   世界が注目したリマッチはわずか2回で決着が付いたが、金平会長は初回のダウンで試合の半分ほどが決まったと指摘した。

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