肉の万世、麺業態から撤退で惜しむ声続出 最後の「麺店有楽町店」が閉店...「パーコー麺が最高でした」

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   肉料理レストランを展開する万世は2023年6月13日、パーコーラーメンで有名な「万世麺店」有楽町店(東京都千代田区)を、30日をもって閉店すると、ツイッターで発表した。

  • パーコーラーメン(公式サイトより)
    パーコーラーメン(公式サイトより)
  • パーコーラーメン(公式サイトより)

「万世麺店」すべて閉店に

   「万世麺店」は1966年に東京・有楽町で誕生。豚や鳥ガラを用いたスープが絡むたまご麺に、からりと揚げた豚肉をのせた「万世パーコーラーメン(排骨拉麺)」が人気を博した。

   公式サイトによれば、2015年8月には6店舗を展開していた。しかし縮小が進み、4月には55年の歴史を持つ東京・霞が関店を閉店。有楽町は最後の店だった。

   有楽町店の閉店は、2日に公式サイトで伝えられた。同様の発表が13日、ツイッターで行われた。

「開店以来の皆様のご愛顧に心より厚く御礼申し上げます。
万世麺店 有楽町店は閉店の運びとなりますが、これからも秋葉原本店をはじめ、万世各店では皆様方のご来店を心よりお待ち申し上げています」

   入居する「有楽町ビル」は建て替えのため、今年中をめどに閉館する。

   発表を受けて、ツイッターユーザーからは惜しむ声が寄せられた。

「超空腹状態で食らうボリューム満点のパーコー麺が最高でした、感謝」
「俺たちのパーコー麺がー!!」
「マジか。これで排骨拉麺が食べられるのは秋葉原だけになってしまう...」

    万世パーコーラーメンは、「肉ビル」の愛称で親しまれる秋葉本店1階の「万世橋酒場」でも提供されている。

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