「産後パパ育休」スタート1年、賛否分かれる 「助かる」「邪魔でストレス」ママの本音

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「育休から戻ったとき、会社に席があるのか心配」

   フリーコメントでは、「産後パパ育休」のメリットに賛成する声が多くよせられた。

「子どもを産み育ててみて初めて知ったのですが、とにかく産後は大変です!特に産後3か月は壮絶です。核家族で、母と子2人きりでは、どんだけ根性出しても壊れてしまいそうです。私の夫は育休取れなくて、産後1か月は残業無しで帰ってきてくれましたが、それだけでもとても助かりました」(40代:フリー/自営業)
「ママが1日にしていることを何日も続けてやってみるのはよいこと。どれだけ大変か知ってほしい」(40代:今は働いていない)
「短い期間でも家事と育児をパパが担当することで家族の絆が深まると思います」(50代:パート/アルバイト)

   一方、デメリットを指摘する意見も少なくなった。

「ちゃんと家事育児に参加する夫ならよいが、家のことをやろうともせず遊んでばかりの夫なら、本当に邪魔なので、育休とか取らずに大人しく働いて金を稼いてきてほしい。育休よりむしろ、乳児扶養手当とかの名目でドンとあげてベビーシッターとか雇えるようにすれば妻も楽になっていいのに」(40代:SOHO/在宅ワーク)
「夫が育休を『休み』だとか『手伝う』くらいに思っているケースがある。その概念を取っ払わないと、いつまでも日本の妻の負担は減らないし、少子化対策にならないと思います」(50代:その他の働き方)
「パパが本当に育休しているか、妻やパートナーの報告書の提出義務があればいいと思う」(30代:パート/アルバイト)

   また、企業側に理解を求める意見が相次いだ。

「育休から戻ったときに、席があるのか心配。異動になりそう」(40代:パート/アルバイト)
「まとまった休みではなく、必要な時に1日ずつ有休のような感じで取れたらいいと思う。たとえば子どもの健診日、子どもが病気の時、妻が体力的・精神的につらい日など。それなら、夫がただ長期間休んでいて家事育児をしないなどの事態にならず、有効に使えると思う」(40代:正社員)
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