起業家「ユーチューバーの考え方ですね」
これに対して起業家は「ユーチューバーの考え方ですね。ユーチューブは、自分の発信を受け入れる人が集まる。ビジネスはそうではなくて、ターゲットを狙って、どこに刺さるか。どういう価値を与えるか」と厳しい口調で指摘した。
また、動画の中で、飲食店で店長を務める予定の男性が、起業家に店のコンセプトを説明しようとするも窮する場面があり、寺田が怒りをあらわにするシーンもみられた。
動画では、起業家の目線でいくつかの「激ヤバポイント」がピックアップされた。
現時点でメニュー表が完成しておらず、インバウンド向けにもかかわらず、外国語を話すことができるスタッフがいないことや、業務マニュアルがないことなどが挙げられた。
開店前の店舗を一通りチェックした起業家は、「ここ(店)でのルールの制定が必要で、それができていないので、まずオープンできないですね」とバッサリ。
これに対して寺田は「お客さんが全然こなかったときの人件費のことを考えると、お金が足りない。それもあってお金を借りたくて」と食い下がるも、「まだ無理ですね。絶対に無理です。たぶん誰も貸さないと思いますよ。だいぶ甘いですね。今の状態だったら損切りでやめたほうがいいレベル」と、強烈なダメ出しを食らった。
数千万円の借金を背負い、もう後がないという寺田は最後に、「作り上げていくから、もう1度見てほしい。それからバックアップしてくれるかどうか、もう1回考えてほしい」と必死に懇願した。
寺田は、3月18日に公開したユーチューブ動画「ノッコンと嫁コン」で、妻と共演し、借金苦に陥っている状況に触れ、「誰も『大丈夫ですか?』とか言ってこない」「人間って信用できない」などと嘆いた。