トランプ大統領「大暴れ」のち「大焦り」 脅しに近い交渉しても実は強く出られない相手がいる

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不支持がもっと増えれば、おとなしくなる

   そんなおっさんに弱点はないのか。遥さんは「(トランプ氏の)交渉の仕方を見ていると、脅しに近い。脅しの方程式で各国とやってますよね。言うことを聞かなかったら、『これを奪う』『外すぞ』というやり方です。そうやって強く出る男性でも、強く向きあえないポジションが1個だけあるんです。それはね、女房なんです。トランプさんの場合は国民ですね」と喝破した。

   その国民の支持が急落している。ロイター/イソプス調査によると、4月21日時点で「支持する」42%、「支持しない」52%と不支持率が高い。ハネムーン期間(就任から100日間)の米大統領が、支持率で50%を切るのはきわめて異例だ。

「国民から高く評価を得たくて、こんな大暴れや派手なパフォーマンスをしているわけですから、国民の人気がなくなることが、(トランプ氏が)一番おとなしくなる理由だと思います」(遥洋子さん)

   おとなしくなってくれればいいが、さらに支持率が下がったら、ヤケクソで何をやりだすかわかったものではない。それが怖い。

(シニアエディター 関口一喜)

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