プロ野球巨人の岡本和真内野手(28)が、2025年5月6日に東京ドームで行われた阪神戦で左ひじを痛め戦線離脱した。岡本は「左肘筋損傷」の全治1か月アクシデントは初回の守備で起こった。阪神の先頭打者・近本光司外野手(30)がレフト前ヒットで出塁。続く2番・中野拓夢内野手(28)は、3塁側に送りバントを決めた。この打球を3塁手の浦田俊輔(22)が処理し、1塁を守る岡本に送球した。送球は本塁側にやや逸れ、岡本が中野にタッチしたところ、ミットが中野と交錯した。直後、岡本はグラウンドに倒れこみ、左ひじを抑えながら悶絶した。岡本はそのままベンチに下がり、負傷退場。スポーツ紙の報道によると、都内病院で検査を受け、「左肘筋損傷」の全治1か月と診断されたという。阪神と首位争いを展開する中での主砲の戦線離脱。インターネット上では、一部ファンから中野や浦田に対して心無い誹謗中傷のコメントが寄せられた。「これ以上誰かが誹謗中傷されているのは見たくない」このような状況の中、多くの両軍ファンが、誹謗中傷をやめるように呼び掛けた。Xでは「誰も悪くない。誹謗中傷はやめようよ」「こういう事でファンが選手を責めたり、誹謗中傷するなんて間違ってる」「誹謗中傷して良い方向に転がることは何もありません」「誹謗中傷はいけない人を傷つけるばかりだから」「中野くんとか岡本くんに誹謗中傷してる人おるみたいやけどほんまにやめよう誰もいい思いしないよ」「批判は負の連鎖を生むだけです。これ以上誰かが誹謗中傷されているのは見たくないです」などの声が寄せられた。チームは岡本の離脱もあり阪神に1-7で完敗した。これで首位・阪神とは1ゲーム差となった。首位攻防戦で起こった悲劇。スポーツ紙によると、岡本は球団広報を通して「1日でも早く戻れるように頑張ります」とコメントしたという。
記事に戻る